「治療の極意」を掴みに、究極の修行をしてきます。

日常

基礎は極意であり究極である。
これほどまでに深く、「押す」を考えたことが、私はなかった。

日曜日から師である花谷博幸先生の「治療の極意」を受講する。

2カ月にわたり、月イチ全3回。
運良く初日はリアル受講をさせて頂けることに。
受講というより、修行しに行く気持ちです。

現在課題に取り組んでおりますが、今日面白い発見がひとつ。
というか、多くの先生方はとっくに気づいているのだと思うのですが。

膝立ちの状態で秤を押すと、かなりブレが止まる。
1500±10が安定的に出せるのであります。
正直、±20レベルだってその辺りをウロウロするとかなり嬉しくなる。
で、嬉しくなると、一気にブレる。
油断なのか。
かなり自分の内側が大切だと気づきます。
これは機嫌が悪いだけで無理ですね。
逆説的に考えると、これをやっていく内に、機嫌も整っていきそう。

椅子に座っていると膝立ち程の安定はない。
実際は治療時に膝立ちでやるわけではないので、膝立ちで安定しても仕方がないのではありますが。
その安定度に感動し、これを治療姿勢でやりたいなと。

「膝立ちをすると安定する」ということは、「足関節と膝関節を失うと安定する」ということでもある。
足関節と膝関節がない分、股関節が定まるのが膝立ちだ。

どうしてやってみたかと言うと、「膝立ちだと猫背姿勢って取りづらくなるでしょ?」とセミナー中、受講生によく話しているから。
股関節がきまり、上体が自然と起きるのが膝立ちなのだ。
で、それで秤を押して見たら、気持ちが良いほど安定するのであります。

しかし、また治療時の体勢になると、全然駄目なんですけどね( ;∀;)

如何に足首と膝を安定させるかがポイントのように感じます。
毎日烈海王バリの站椿するしかないな。

同門の先生が愚地独歩の三戦のことを書かれていました。
それもきっとそういうことなのでしょう。


私は烈派ですが(笑)私が刃牙のキャラで一番好きなのが烈海王です(^_-)-☆

しかし、課題を通じて、「こうも止まらないのか」と実感する毎日です。
治療中、ひとつの部位に押圧を加えてから自分の体勢を変えるなど、最大の愚ですね。
でも、おそらくその雑にもほとんどの施術家は気づかずに一生を終える可能性が高い。
それくらいシビアなものだと理解しております。
ある意味、いまこの壁にぶつかっていることは運が良い。

本日レジュメが届き、早速読んでからイメージして取り組みましたが、意識し過ぎて時間ノビノビ…
ひとつを意識すると、別のひとつが疎かになる。
間違っていても良いので、当日まで「そのつもりになって」臨みたい。

 

治療家になってから今日まで、これほどまでに深く、「押す」を考えたことが私はなかった。
凄く面白いです。

当日は真っ白な気持ちで臨みたい。

 

P.S.
「基礎は極意であり究極である」というヨーガの成瀬先生の言葉が今になって響いてきます。

「押す」は自己との対話なので、まさにヨーガです。
自分を見つめない限り押せないということです。
これは凄く私にとっては面白い気づきとなっております。

その気になって突き詰めていくのみ。

今日は鼻づまりが酷い。
鼻が通ればもう少し安定しないか??

セミナー情報など配信しています。
お友達登録宜しくお願い致します。
友だち追加

 

 

toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

関連記事