お客様の抱える「痛み」に、対応できる力を養うセミナーです。
エステティシャン向けにセミナーを開催して、7年目となります。
毎回必ず、痛みに対する質問が出ます。
- この手技は腰が痛い人にやっても大丈夫なのでしょうか?
- この手技は膝が痛い人にやっても大丈夫なのでしょうか?
- お客様に「痛い」と言われると、恐くなるのですが、大丈夫なものでしょうか?
「施術をして、余計痛くなってしまったらどうしよう」と考え、不安になるのです。
どうして不安になるのかと言えば、ひとつは「正体を知らないから」です。
「正体がわからない」から、お客様の「痛い」に振り回されてしまうのです。
もうひとつは、「判断基準を知らないから」です。
「この痛みはここまでは大丈夫だな」という判断基準がわかれば、お客様の「痛い」に過敏にならずにいらるのです。


これからは、メディカルエステティシャンが活躍できる時代です。
すでに皆さまのサロンに足を運ばれているお客様の多くが、肩こりや腰痛持ちでしょう。
他にも、肩が痛い、膝が痛い、手首が痛いと、お悩みの方もいるかもしれませんね。
今までは、「整体や整骨院に行って下さい」と触れずに(逃げて)いたかもしれませんね。
ファン化のチャンスを逃していることに、気づきましょう。
お客様の状態を見抜くための知識と基準があれば、「これは大丈夫。ここを施術すると楽になるから、調整しておきますね」の一言が出たハズなのです。
それだけで、「そんな所まで本格的にみてもらえるの!?」とお客様はビックリされるでしょう。
これは現アカデミー専属講師の佐藤香織先生が、関節エステを勉強し始めた2014年に、実際にされた体験談です。
最初は「私にそんなことできるのかしら?」とドキドキするかもしれませんが、勉強すればできるようになります。
勝手に自分で、「私はエステティシャンだから、そんなことはできない」と制限しているだけなのです。
耳の痛いことを言えば、「ただの勉強不足」なのです。
勉強すれば、余裕で乗り超えていけるということですね。