「値上げを悪だと思い込み過ぎなんだよね。」

日常

我々がすべきことは、ただただサービスの向上に努めるだけ。

土曜日は治療院が終わってから、小学校時代からの友、匠ちゃんと飲み。
2週連続3回目の「五反田ひちりん」へ。
4月19日(火)のオンラインセミナー終了後に樫本先生と行き、その時がおそらく4~5年振りでした。
以前からお世話になっている私の中で大切なお店のひとつですが、なんとなく足が遠のいておりました。
ずっと頭にはあったけど。
匠ちゃんも先日が5年振りくらいだったようだ。
元々は、匠ちゃんから教えてもらったお店です。
匠ちゃんが当時勤めていた会社の社長さん行きつけのお店で、はじめて行ったのは2012年でした。
当時のブログを見つけた→http://aqua-pure.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-3f9e.html
20時から結局24時過ぎまでお邪魔してしまった。
途中マスターも囲んで、懐かしい話をしながら美味しいお酒でした。

大切な人としか行かないお店です。
以前、香織先生と当時のスタッフしのぶさんと3人で行ったことがありました。
https://ameblo.jp/siseireform/entry-12090987267.html
懐かしい。

次の関節エステ講師ミーティングはひちりんで。
ただ板倉先生がネギ食えないから、特上カルビに関しては見ていてもらおう。

 

 

「なんとなく。」

なんとなく、足が遠ざかることってありますね。
間が空き過ぎて、なんとなく行きにくくなってしまったり。
今回はまさにそれでした。

きっと皆さんのサロンにもそういうお客様がいるハズです。
そんな方々に、何かできないだろうか。
トコトン、サービスを考え出してみるのも良いですね。
割引ではなくてね。

割引チケットって、「安くするから来てね」ということでもある。
それって本当にサービスと言えるのだろうか。
「そうかもしれないけれど、そうとも言えない」のが、割引だ。
初回の割引クーポンで脚を運んでもらい、さらに2回目も割引するパターンは、サービスを割引することとしか考えていないサロンの典型だ。
それはそれなのだろうが、もっと繋がれるようなサービスはないのだろうか。
トコトン考えているだろうか。
行動しているだろうか。
良心の出し惜しみをしていないだろうか。
「嫌われたらどうしよう」などと、無駄なことを考えていないだろうか。
割引というもっとも安易なサービスに逃げていないだろうか。

 

匠ちゃんは全国を飛び回る経営コンサルです。
昔から本当にできる男でしてね。
開成から現役で東大へ行き、その在学中からベンチャーで働き出し、そのまま会社役員として経験を積み、現在はシャッチョさんをしている。
先日も豪遊しに仕事の一環でドバイだったそうな。
それでいて嫌味ゼロの温かい心を持った漢である。

「値上げを悪だと思い込み過ぎなんだよね。」

そんな話をしてくれた。
「値上げはして良いのにね。むしろ、し続けなければいけないことだから」と。

 

世の中には治療院やエステサロンが溢れかえっている。
言い方悪いかもしれませんが、どこも同じようなことをやっているわけですよね。
違うことをやっていると思っているのは、あくまでこちら側の視点であり、お客様からしたら9割型「何が違うの?」と思っていることでしょう。
そんな中。
何故、自分の所に足を運んで下さるのだろうか。
他店と何が違くて、何が好きで、何が良くて、足を運んでくれているのだろうか。

我々はもっと真剣に考えても良いと思う。

「値上げは悪だ」と考えている人は、サービスを舐めているのだとも言える。
きっと「こんなもんでいいや」と思っているからだ。

匠ちゃんが頭の悪い私のために解りやすくディズニーを例に話してくれた。

俺が子供の頃はディズニーって3,000円台じゃなかったっけ?
私は3,900円の時に行ったことがある気がします。
でも、今を調べると9,400円だ(時間指定の一番安いチケットで6,900円とのこと)。
じゃあそれで、多くの人が怒っているだろうか。
「ディズニーの野郎!!調子乗りやがって!!」と。
もちろん、中にはなかなか行けなくなった方もいるのかもしれないけれども。

逆に考えれば、毎年行っていた方が3年に1回になってしまったとしても、お小遣いを貯めて行く3年に1回のその1回の価値は、高くないだろうか。
「3年振りだから楽しみ抜いてやる」と真剣に楽しめるかもしれない。
その分、思い出も深く特別なものになるかもしれない。
「次は2年後に来れるようになろう」と奮起する人もいるかもしれない。
もちろん、「もう二度と行くか」と思う人もいるのかもしれない。
それらは、その人が考えることであって、ディズニー側はただただサービスの向上に努めているだけだろう。

お客様の財布を見てはいないか。
それほど失礼なことはない。

いくらだって良いのだ。

ただ、それに見合う以上の価値を提供し続ける覚悟を持ち、行動するだけです。
我々のできることはそれだけなのです。

 

明日、明後日と連休です。
特に予定なし。
考える時間を持てそうです。

P.S.

最近、この写真ばかりだな。
結局、もう二人前追加した上に、ご飯まで頂いた。
ちなみに、一緒に行った奥さんは3枚重ねて食べていた。
一番食べていたのは、間違いなくうちの奥さんだ。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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