「ヤバイ人」と気づかぬは、ヤバイ人その張本人のみ。

日常

「冷静にプッツンテクニック」を用いると、意に反してリピートしてしまう。

今日は休憩大返上の1日となりました。
ようやく終わった。
この4月から香織先生の本格始動が始まり、これからの当院の方向性を感じる1日となりました。

 

途中、ご新規の五十過ぎの方を叱る。

「もうちょっとそのスマホしまいなよ。あとにしろ。」

怒られると思ってなかったようで、一瞬顔つきが変わったのが解りました。
直後、ちょっとおどけた風に、「は~い」だって。

この一言で完全に子猫化しました。

スマホ注意に至るまでの経緯もあるのだが、最初から斜に構えた態度、人を小馬鹿にしているかのようなものの言い方。
初めての人に対する態度じゃないからね。
問診はいつも施術部屋でするのですが、あえて受付のソファでしました。
声のトーン、話の内容などから、隣の部屋に迷惑になると思ったから。

 

 

 

この〇〇バ〇〇…

 

 

 

問診時の笑顔の下、何度唱えられたか解らぬ私の心の声だ。
まぁ結局、問診の最後の最後にスマホ事件が起こり、眉をしかめて叱ることになったわけだが。

 

 

いつもよりツートーン低い声で静か~に治療。
隣の部屋で香織先生が施術をしながら聞き耳を立てていたそうです。
そりゃあ気づくし、気になるわな(笑)

 

「先生、ヤバイ人でしたね。でも途中からキャッキャ喜んでましたね。」

 

隣の部屋にいれば、顔など見なくても、「ヤバイ人来た」は一瞬で伝わります。
問診スタートと同時に、香織先生は気づいたそうな。
「ヤバイ人」だと気づかないのは、ヤバイその張本人のみ…
だからヤバイ人なのだが。

 

 

 

いわゆる身体悪い自慢の頂点みたいな人です。
カルテに物凄い量書く人っているでしょ。

ま、まだ書いている…

コレ、病み病みサインですから。治療家なら誰もが体験する、レポート用紙に自分史(病み史)をまとめて来る人もいます。

「こんなにもいくつもの病院通って、何発も注射して、今でも10日に1回ブロック注射してるのに全然治らない」みたいなことをドヤっておりました。

そしてご自身で言ってました。

 

「でも、私の指だけは絶対に治せない!!」

 

って(笑)

 

 

 

 

 

 

 

ええやん。

 

 

 

 

 

治らんで。

 

 

 

 

冷静にプッツンするのが良いですね。

「冷静にプッツンテクニック」を用いると、意に反してリピートしてしまうことになる。

「こんな人マジでリピートして欲しくない」と思いながら施術すると、完全に主導権がこっちになってしまう。

当然です。
「別に嫌われて結構。なんなら、嫌われたい」と思っているわけだから。
すると逆になんだか気に入られてしまうのだ。
直近で予約入れて帰りましたので、間違ってこのブログを読まなければ、リピートしますね(笑)
次回、香織先生とご対面か。

 

 

私の今日のようなモードは、この1回のみだろう。
次回お会いする時は、終始通常モードかと思います。
別に、好きでも嫌いでもない。

 

 

いや。

 

嫌いか(笑)

まぁ嫌いは嫌いだけど、でも本当に嫌いじゃない。
なんなら、意外と好きかも(笑)

香織先生とも話していたのですが、私はこういうケースは得意な方です。
うーん。
やはり好き嫌いは表裏です。
今日だってある意味、「いい刺激をくれた」という点で、物凄くイイ時間だったわけですから。

ご本人悩んでいるわけですから、もちろん喜んで頂ける様に治療するだけ。
それしかできないしね。
それで駄目ならそれもまた仕方ないのでね。

 

P.S.
でもきっと、

 

 

 

指だけは治らんなぁ

 

 

 

ご本人の願いを叶えてあげよう。

【インドのヒマラヤ聖地ガンゴットリーにて】

 

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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