メディカルエステ腰痛セミナーフェーズ2を開催しました。

アカデミー日記

激動の世を、皆でバタフライで泳ぎ抜くのだ。

メディカルエステセミナー腰痛フェーズ2を開催しました。
内容は、「PMSや生理痛を筋骨格系で考えてみる」ということ。
もちろん器質的な疾患を消すわけではありませんが、生理前になると腰痛が酷くなるという方も治療院には多くいらっしゃいます。
どんなストーリーが考えられ、どう骨盤に働きかけることができるか。

ご指導頂いている花谷先生からは、「痛みとは圧力」という定義を与えて頂いている。
生理痛も骨盤内圧の上昇が関係していると考えれば、パンパンに膨れ上がった骨盤内の風船をどう逃がすのかということになる。
例えば生理時の腹痛なども、仙骨と子宮の構造的な関係性から解放に向かわせるすべがないかを考えてみる。
仙骨のうなずき-起き上がり運動に伴う、腸骨の内旋や外旋、また坐骨の外方-内方移動を理解し、「施術するとこうなるよね」という手技を数点練習しました。

仙骨自体が股関節のように大きく解りやすく動く部位ではありませんから、一定圧によるリリース感が掴めると面白い場所です。
解らなくても、やり方を知り、チャレンジすることはできる。
加えた圧力を変えずに、ひとまず、頭の中でゆっくり10秒カウントしてみて欲しい。
その時、自分は動かないことです。
自分ごと止まる。
「ガチャガチャせずに、静かに静かに。」
強い力で押すのではなく、ソフトだけどしっかり圧を入れて止まっておく。
それだけでも受け手は心地良いものです。
単純な股関節の牽引でも、靱帯などの結合組織は持続的な一定の力で「ス~ッ」と抜けてくる瞬間がある。
それと似ている。

また、キネシオロジーは面白いもので、こういう時に知っていると役立つ。
エンタメとしても有効です。
いきなり痛みがゼロとはいかないわけで、変化の指標があるとお客様にとっても面白いものです。
下腹部や鼠径靭帯レベルの硬結や反射ポイントを活用するので、過敏な部分故の注意は必要です。
女性同士なら、まぁ問題はなしですね(*^^)v

 

再受講の方々から、「前回の5月開催時よりも全然わかりやすかったし面白かった」と喜んで頂けました。
皆さん楽しんでくれたのが良かったです。

【だんだん良いコンビになってきたな(笑)】

今回の内容はそのまま骨盤周りの美容施術に活かせることが解りましたよね(^_-)-☆
臀部から大腿部外側が削れます。
今まで学んできた骨盤美脚矯正の施術がすべて、今回の骨盤の考え方にも繋がっていることも理解できましたよね。
「股関節の調整を介して、骨盤の何処を狙っているのか。」
自分で考えられるようになったと思います。
ただお客様はその狙い通りには感じていないということも。
その理解はとても大切です。
でないと、こちらの自己満施術になってしまいますから。

 

来年は開催するか未定です。
ただ、「次やるとしたらこうしよう」は、すでにレジュメに書き込んであります。
講師陣からの意見と共に。
基礎となるフェーズ1の方に比重を置きたい。
今回もし関節エステ自体が初受講という方がいたら、やはり難しかったかもしれない。
ある一定量の共通言語があるメンバーだからからこそ、伝わりやすかった点もある。
その点、受講生の力に助けられてしまった感もある。
初受講の方にやり方を伝えることはできる。
でも、十分に理解できるところまでいけたかどうかは、今回の内容だと「まだ厳しいのかな」と思うのです。
関節エステ初受講の方がいても大丈夫なように、「超」解りやすいレベルにまで再分解する必要があります。
そのためには、今回のレジュメの第1章はまるまるフェーズ1行きとなりそうです。
その分、今年までやったフェーズ1の第1章の飽きた部分は、大幅カットしたい。
素材は既にできているので、あとはどう組み合わせるかだな。
フェーズ2に繋がるフェーズ1にしよう。

2023年からは「よりシンプル」を意識して組み立てます。
もちろん今までもそう思ってやってきているのですが、解りやすくなるようスリム化していきたい。

P.S.
これにて2022年のメディカルセミナーは終了です。
あとは質問会を11月の平日にオンラインにて行います。
自由参加ですので、質問がなければスルーして下さい。

早速、喜んで頂けたというメッセージも届いております。
激動の世を、皆でバタフライで泳ぎ切りましょう!

【ここからもう三段、ギアを入れよう!気合い入れていくぞッ!!】

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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