「SNSで十分回っています」と言う方の視点について。

アカデミー日記

「私は」十分。では、お客様は??

土曜日は北海道から友人が出てきたので、院終了後に五反田で飲み。

【友人の希望で、またまた高級ざぶとん(^_-)-☆クセになる。実は今週土曜日も友人と奥さんと3人で行くことに】

理学療法士で病院勤務をしながら、勤務後に自身で整体やインソールなどで活動している。
彼が個人事業主として活動するとは当初は思っていなかったが、順調そうでなによりです。
彼のご実家は「村」で、何度かお邪魔したことがあるが、本当に村だ。
もともと情報発信力はある男で、大学時代に自分でホームページを作っているくらいでした。
いま思えば本当にド素人ページなわけですが、それでも当時の我々にとって、「ホームページって何?」を最初に見せてくれた男です。
そこで「チャット」という言葉も知りました。

今も素人感丸出し(本人曰く。私は見たことがない(笑))のホームページで活動しているそうですが、彼の活動する地域では現状それでも平気らしい。

「ちゃんとしたの作っちゃえばいいのに。そしてたらひとり勝ちじゃん!」

そのつもりのようです。
今もYouTubeやスタンドfmを使って活動しているようですが、それを見て連絡があるようです。
彼の情報発信力をフルに使えば、帯広市でトップは夢ではなさそうだ。

 

今は情報発信しようと思えば、いくらでもツールがあります。
私が開業した2007年は、「ブログを書いてます」と言うと、「先生凄い!ブログ書いてるの!」とか、「ブログってなに?」とかまだ聞かれておりました。
ちょっと話がズレますが、開業当初はホットペッパーも雑誌がメインで、私も掲載しておりました。
「月20~40人」とか来ていた時代です。
超ホットペッパーバブルでした。
まぁ、私もそれを受け容れられるほどに暇ヒマだったということなのですが(-_-;)
開業当初はまだまだ長時間の安売りスタイルでした。
初回はクーポンで3,000円にしていたし、1回5,000円と表記していたとは言え、ザックリ10分1,000円くらいでしたから。
いま思うと、「何をそんなにやっていたのだろう…」と思うわけですが、当時は必死でした。
スタッフも数名いたので、10分1,000円のほぐしもリラクゼーションでやっておりました。
いろいろと迷いの中にありました。
開業当初はそのスタンスでも良かったのですが、1年もすれば疲労困憊でした。

話を戻すと、当時はホームページがあるだけで、「スゴーイ!」でした。
今では考えられませんよね。
現在のホームページまでに何度リニューアルしたのだろう。
(これが2回目のホームページです→http://aqua-pure.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-fca1.html見つけました)

多分、3回目のリニューアルが今なのかな??
もう思い出せません。
15年で3回ですから、5年に1度くらいのペースでリニューアルしている計算ですね。

セミナーでエステティシャンの方々にお会いすると、「ホームページは持っていません」という方も、いまだにいます(結構多い)。
自宅開業の方や、商業目的で借りてはいけないマンションでやっている方も結構いるようで、それが理由でホームページを持てないという話もよく聞きます。
今よりも受け入れ態勢を整えていくのであれば、やはりホームページは必須かと(もちろん素人っぽくないもの)。
と、今さらこうして書くこと自体、なんだかちょっと恥ずかしいくらいなのですがm(_ _;)m

中には、「インスタで十分」とおっしゃる方もいるのですが、そういうのも、何処を見ているかによるかと思います。
仮にSNSで十分なのだとしても、「だったら余計にホームページくらい持てばいいのに」と思います。
単純に、通われる方々のためにです。
紹介したくても、紹介しづらいわけです。
「SNSで十分」は、一人称です。
「私が」十分なのであって、お客様にとっては不十分だということに気づかねばなりません。

ホームページを持っていても、更新がまったくされていないページも多々あります。
それも同様。
「私は」十分なのかもしれませんね。
でも、お客様にとっては??
GWの営業時間は?
そもそも、営業しているの?
伝わっているのだろうか。

更新されないホームページは、逆作用となります。
自院、自サロンへの愛情不足を露呈しているようなものです。

「自分が愛していないのに、他人が愛してくれるだろうか?」

そんな当たり前な問いが生じるわけです。
初心を思い返すことだと思います。

どうしてサロンを始めたか。
始めた頃、どんな気持ちだったか。
ホームページを作った時、どんな気持ちをそこに込めたのか。

初心は常に思い返さねばすぐに忘れます。
半年に1回、最低でも年に1回くらいは、サロンの見直しは必要に感じます。
たまにホームページを見直すと、キャッチコピーが古くなっていたり、今みると恥ずかしかったりすることさえあります。
すべて劣化していきます。

明日はセミナーがない定休日です。
ホームページを今一度動かします。

P.S.
自分で思っている以上に、古くなります。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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