治療の極意から感じること。

アカデミー日記

花谷先生の治療の極意特訓会に行って参りました。

最近は花粉症状がMAXで、当日の午前中まで困ったレベルでしたが。
向かう途中の池袋到着辺りから症状がビタ止まり。
いつも志木駅のスタバに寄ってから柳瀬川へ向かうのですが、嘘のように快適な春を体験することに。
交感神経過剰により花粉を克服したのでありました。

いや、きっとあのエリアだけ花粉が飛んでいないのだ。
結界が張られているのでしょうね。

冗談ですが、そんなに緊張している気はなかったのです。
が、スタバでわき汗をかいていることに気づき、しっかり精神性発汗しておりました(-_-;)まぁ、いつも通りですが…
逆に言えば、如何に日頃弛んで過ごしているのか解りますね。
引き締まる場に身を置かねばなりませんね。

私にとって柳瀬川駅はそんな場所。
聖地です。

 

昨年は本編のオンライン講義3回と、リアル練習会の開催がありました。
以来、意識して取り組んできましたが、やはり大きくズレておりました。
具体的に何がズレているのかを自覚できたことが良かった。
今回の特訓会で、「修得に向けてのスタート地点に、ようやく立てたのかな」という感じがしております。

昨年の4回で、やり方は知っていた。
でも、そのやり方すらもあくまで頭での理解であり、その内実は勘違いも大量で。
真義まで理解が及ばず、浅い所に漂っていたことを、身を持って体感できたことが大きいです。
故に、ようやくスタートラインに立てた気がしているわけです。

きっと、昨年の3回しか出ていない方は、スタートラインにすら立てていないのではないだろうか。
天才なら別ですが、まず無理では?

そういう世界がある。

それだけでもワクワクしてきます。
「押す」ひとつを大解剖し、誰もが行うその基本の極意をひたすら繰り返す。

特訓会に来て本当に良かった。

 

花谷先生に直接アプローチをさせて頂く機会があり、あらためて不出来を知りました。
この約半年は一体なんだったのかと。
ただ同時に、この半年を何も考えずに過ごしていたとしたら、修正すら利かないでしょうから。
お陰で自分に足りなかった視点を大量に得ることができました。
悔しさをバネにすることですね。
同門の先生方と、「花谷先生との違いはどこなのか?」という共通認識のもと繰り返し練習できたことが、とても勉強になりました。

 

次は5月に2回目の特訓会があり、8月には治療コンサルもある。
もう一度課題を向き合い、まずは5月に臨みます。

まだまだ治療を突き詰めていきたい。
現代流の甘えとは関わらずに生きようと思う1日となりました。
最期まで突き詰めて逝きたいですからね。

人生はきっと、やり切ったと思ったところでやり切れていないのでしょうから、せめてものやり切らないと。

もうすぐ45歳。
残された時間はわかりませんが、その日まで魂を燃焼してやり抜きたい。

 

 

今月末から当アカデミーのマスタークラスが始まります。

2024年は、第8期となります。
第8期メンバーの皆さんは、いま事前課題と向き合っております。
今が最も大切な時期です。
Day1を適当に迎えると勿体ないですよ。
解からなくても良いので、とにかく最大限取り組んで来て下さい。

 

先月のセミナーの最後に少々厳しい話をしました。
その際、「私は褒めて伸びるタイプです」と、誰かが言ってたっけ?(第8期だったっけ??)(笑)

いつからか私の嫌いな言葉のひとつですが(笑)、実際のところ、「褒めて伸びる」ってあるのだろうか?
たまたま思い出してしまったので、再考してみますが、「ある程度は」あると思います。
ただそれは、あくまで「技術的にうまくなる」とかそういうレベルの話。
そういう、やり方論的な伸びるはあるのだろうなとは思う。

ただ、人間としての深みと言いますか、在り方、つまり施術家としての存在の深みや厚みには、まずならない。
これは、ならない。
そういう言葉だと思います。
だからカッコよくないので嫌いな言葉になったのだと思います。

極意の特訓会を思い出せば、「褒めて伸びるはないな」と、あらためて確信できます。

 

マスタークラスですから、マスタークラスなりのものを提供しなければ受講メンバーに失礼になる。
褒められようが、注意されようが、そんなものは関係ありませんから。
すべて糧にすれば良いだけです。
低い次元から抜け出して、取り組みましょうよ。
いまやるべきことに、体当たりするのみですから。

人からの高評価を意識している内は、そのレベルで終わります。
そういう次元にいる限り、「達人」の次元にはまず入れない。
これは確実です。

たとえば、大天才治療家野口晴哉先生が、「俺を褒めてくれ」なんて思うか?

こんな例えに出して失礼ですが、100%ないだろう。
達人と呼ばれる人には、「人から良く思われたい」という現代人特有のソレは感じない。

 

「私は達人レベルなんて求めてませんから」と言うのかもしれません。

だったら今から、そこまで求めてみても良いのでは?
せっかくだし。
求めたところで辿り着けるかなど解らないし、ほぼ辿り着けないでしょう。
私自身も、全然ダメで終わるかもしれない。
むしろその可能性の方が、圧倒的に高過ぎるわけです。

 

 

 

 

 

 

だからこそ求めよ。

そもそも求めなければ、もっともっとはるかに低いところで終わることは確実なのです。
だって求めてすらいないのですから。
求めれば、もう少し行けるかもしれないじゃない?
それに、はるか遠くきらめく灯に想いを馳せる人間のところに間違ってでも来てしまったのだから。
求めるくらいの力はあるハズなのです。

 

マスタークラスは楽しいですよ。
本当に。
それは終わった時に感じるハズです。
全員が全員、マスターロスになります。
人生のたった2カ月です。
でも、間違いなく濃密です。
Day1までの取り組みが、問われます(^_-)-☆

あと2週間。
事前課題とトコトン向き合って来て下さいね。

 

 

P.S.
師である花谷先生でさえ、まだ道の途中とおっしゃっておりました。

「なんで俺たちが完成しているの?」って話です。

極意に触れ、気持ちが熱くなりました。
第8期前に触れることができたことも、それもまた機運です。
第7期を圧倒的に超える、第8期マスタークラスになるよ。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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