一人になったら全然できないのですが、どうすればいいですか?

アカデミー日記

それでもやるべし。

かなり久し振りのブログになってしまった。
こう言ってはですが、「ブログを書いている場合でない」くらい走っております。
昨日、金曜日と土曜日分のことを書こうかなとは思ったのですが。
やはりそれどころではなく、治療院とカフェに入り浸っておりました。
金曜日もビッチリ、土曜日も1時間早くスタートし、予約枠は120%。
日々、戦っております。
お陰でビールが美味しいですけども。
そういう意味では、今日は余裕な1日でした。
歯医者に行って、カレーも食べに行けたしね。
現在、私の噛み合わせを担当してくれている先生が2週間に1回、月曜日15時からしかいないということで。
それもあと1回行けば終了となりそう。
年内で片が付いて嬉しい限りです。

 

受講生から質問も。
質問というより、「うまくできません」と…m(_ _;)m(笑)

まずはできることからやりましょう。

①レジュメを全部読みこんだのか。
まず、ひとつの手技に対して、10回は読んで欲しい。
多くは1回すら読んでいない。
セミナー後、5割の人が1回すら読んでいないハズです。
2回となれば、もう9割読んでいない。
写真だけを見て終わりなハズです。
あとは基本姿勢などスッ飛ばしてやっていることでしょうm(__)m
2016年から散々やってきておりますから、エステティシャンの行動習性は把握済みでございます(^^ゞ

②レジュメを読んで解らない部分を解剖書などで調べたのか?
これまた9割以上の人がやらない、「エステティシャンあるある」なのでございますm(__)mゴメンネ。だってそうなんだもん。
「それと手技ができないのとは別の話でしょ?」と思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
現にセミナー中、「大転子を触って」と言っても、多くは大転子ではなく、その上の中殿筋レベルや腸骨稜を触っていた。
直された方、たくさんいたでしょ?
左右の手の位置が同列に来るは、位置関係の理解がないからです。
今一度、骨格模型や解剖書で最低限のポイントは理解しないとね。

③自分の体勢とレジュメ写真を照らし合わせてみましょう。
ある手技では、

  • 逆の膝を立てていない?
  • ちゃんとつま先立ちしてる?
  • 大転子じゃなく、腸骨稜を押さえてない?
  • お客様の膝が曲がっていない?
  • 股関節内転をする際、自分の操作する手はその持ち方で大丈夫?セミナー中注意されなかったか?
  • 自分のポジションが深く入り過ぎていないか?
  • 股関節伸展をしていく際に、お客様の膝と膝が離れ過ぎてないか?
  • 手の力でやっていないか?自分の腕の重みで固定できているか?
    などなど。

マスター修了生ならこの注意点を読んだだけで、何の手技なのかイメージできる。
それだけ、実践と練習を繰り返しているからです。
レジュメも何度も読んでいる。
たったひとつの手技でも、気を付ける点はたくさんあります。
それはセミナー中に何度も伝えております。
ひとつひとつ確認しながらやるしかありませんよ。

④全体の注意点として

  • 場所が解らないからと言って、指でガサガサ触診してないか?

解らない場合はどうやって触診するのかを思い出しましょう。

⑤最も大切なことは、

  • 手技ができる、できない以前に、自信のなさをお客様に感じ取られていないか?
  • 自信なさげに「どうですか?」と聞いていないか?

「うまく行かない」という方の9割は、態度で負けております。

これは手技以上の問題です。

それで言うと、自信満々な人って凄いのよ。
まったく勘違いして全然違う手技やっているのに、「射水先生!!凄い効果出ました!!」とか言ってくる。
以前、話しを聞いていて、「ん??それなんの手技なの?」とやってもらったら、まったくメチャクチャなわけですm(_ _;)m

「私ずっとこうやってました!!(笑)」と。

でも、お客様は「凄い!!」と喜んだのだそうな…
これはこれで、私としては悲しいですが(-_-;)
要は施術者が楽しんでいて、自信満々に「どうよ!全然違うでしょ!」とやっているかどうかで、お客様の反応は180度変わってしまうという、一例です。
ある意味「真面目過ぎ」も成長を遅らせるのです。
「できるできる」とできた気になり過ぎるのも大抵は怪しいのですが、「できないできない」も、自分でブレーキを踏む人の特徴で、正直伸びていきません。

フラットな気持ちで、坦々とやることです。

あとは、やり方にとらわれ過ぎないことですね。
そして堂々と。

これで良いとは言ってないですからね。
でも、その方は、今では上手くなりましたよ。
楽しんでやることです。

 

セミナー後、まだ1週間もやっていないのに、「できません」と言われても返答に困るのが実際なところではありますな。

ひとつのことを修得することの難しさを噛み締めることです。
もっと苦悩しなされ。

それが正しい道を歩いている証でもある。

 

P.S.
セミナー中、「できないからやってませんでした」という方もいらっしゃいましたね。
そう言えば。
これも大きな勘違いで、「できたらやる」では、いつまで経ってもできないのです。

間違っててもやる。
やるからできるようになるのです。

仮に、上記したように間違ってやっていた人も、次のセミナーで間違いに気づくので、一気に修正が利きます。
普段から使っていない人は、ゼロからのスタートなので、修正が利かない。
だからなかなか先へ進まないのであります。
間違っていても普段から試行錯誤してやっている人が、一気に伸びる瞬間に出会えます。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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