「当たり前じゃなかった」と気づいた時、ステージが上がる。

アカデミー日記

第1期マスタークラスが始まり、次の日から2月末の準備が始まっております。
あれから毎日、マスタークラスのレジュメに書き込みを加えております。

レジュメはあくまで全体の道しるべであり、内容はレジュメ以上のものとなります。
私も2月末まで、自分の課題に取り組みます。

先ほど、第1期マスタークラスのLINEグループも作りました。
そちらに、追加課題の動画を送ります。
「身体能力って一体なんだろう」と考えさせられる動画があります。
筋肉を鍛えることが善、ストレッチで可動域を広げることが善、というのはただの思い込みだと気づくでしょう。

また今日か明日には、追加資料と、2月末までの課題が届きます。
全12ページあります。
精読して頂きたいと思います。
そこにある「答えなき問」にも、考えを巡らせてみて下さいね。
時に身体を動かしながら、「歪みってなんだろう」「痛みってなんだろう」「美脚ってなんだろう」と、問いかけてみて下さいね。
正解はありませんが、一旦答えを出してみると、身体の観かたに深みが出てくるものと思います。
定期的に考えてみると、どんどん自分の見識が変わっていることにも気づきます。
定義を考えると、毎日の施術活動も、身体の勉強も、楽しくなります。
日頃当たり前に使っている言葉が、掘り下げてみると、「実はよくわからないコト」だったりします。
如何に曖昧な言葉で話していたかに気づくのです。
ステップアップするためには、必要な過程なのです。

ネットで検索しないことです。
ネットでの答え探し程、時間の無駄はありません。
「痛みとは」と検索したところで、医学的な知見は得られるでしょうが、それはそれ。
本当は、自分でどこか痛めてみることが、一番大切なことなのだと思います。
治る過程を体験できるからです。
頭でなく、身体で考えることができるのは、実際に痛めてみるのがベストですね(自分で自分を殴ったりしないでね)。

私は胃が痛くなる度に、自分を振り返るきっかけにしております。
痛みに向き合うことで、微妙な変化を愉しめるようにもなります。
痛みはその部位にハッキリとした輪郭をもたらせてくれます。
そうなるまで無頓着だった自分に気づきます。
時には痛みを味わい、輪郭が消えていく神秘を体験するのも良いですね。

P.S.
第1期マスタークラスの皆さん、気楽に動画鑑賞してみてね。

toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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