腰痛の怖さを知ろう。【腰痛の方を美脚矯正のノリでやると、失敗します。】

アカデミー日記

歩いてきた人が、ベッドから起き上がれなくなった経験はありますか?

セミナー準備は完了しておりますが、受講生から腰痛のお客さんのことで質問がきました。
ちょうど話すつもりでいたことですし、セミナー時にシェアしますね。
また語ることが増えてしまった(^_-)-☆
受講生はお楽しみに。

そのこととは別のお話しですが、腰痛に限らず、「なんでも良くなるよ」ではダメで、「こういう経過を辿って、良くなっていくよ」を伝えておかないとなりません。

「今は楽になったけど、明日の朝起きる時はかなり痛いからね。」

そんな言葉も、時に必要なのです。
もちろん痛み方や、人を見てのことですけれども。

エステティシャンで多いのは、言葉に惑わされることです。
お客様からの「痛い」という言葉に、過剰な恐れがあるのです。
怖さを持っておくこと自体は大切なことですが、過剰はいけません。
「腰痛の人にこれやって良いですか?」は、患部しか見ていません。
そういう人は、まだ何もやってはダメなのです。
もっと人を見ないと。
お客さんの「痛い」という言葉に振り回されてしまうのは、人を見ていないからです。
人を見ていないから、怖いのです。

腰痛の方を美脚矯正のノリでやると、必ず失敗します。
美脚矯正手技が腰痛に生かせることは事実でも、同じノリでやったら痛めてしまうこともあるでしょう。

昨年のセミナーでは、「腰痛が怖くなくなります」と伝えました。
事実、最低限の状況判断の基準を知れば施術はできますし、怖さも半減以下になるでしょう。
でも今回はあえて、「危ないからね」を伝えていきます。

歩いてきた人が、ベッドから起き上がれなくなった経験はありますか?

恥ずかしながら、私は数回ありますよ。
施術中の体勢変換時にギックリになった人もいたな~(-_-;)これは開業前だったけど
だからこそ、怖さも知っています。
怖さもしっかりと学ばないといけません。
腰痛のやり方を知ったから「これをやれば大丈夫だろう」は、傲慢です。
やり方で治るのではありません。
そのやり方を使う人の姿勢に触れながら、お客さんは良くなって行くのです。
そこを忘れずに。

中学時代、バスケ中に立てなくなる腰痛を、1度だけ経験しました。
激痛で脚に力が入らず、起き上がれませんでした。
中学校近くの「カイロプラクティック、鍼灸」と書いてある治療院に運ばれ、おばあちゃん先生がうつ伏せで腰を温めた後に「お灸」をしてくれた。
実に堂々とされているニコニコ明るいおばあちゃん先生でした。
30分後には普通に歩いて帰れて感動した。
痛みが嘘のように軽減していたので、ビックリでした。
そのまま治ってしまったんです。
当時僕は、「こういうカイロもあるんだ」と勘違いしましたけど。
親父が付き添ってくれましたが、20000円でしたよ(-_-;)親父スマン

腰痛が激痛だったことを覚えています。
おばあちゃん先生が、「腰痛の人にこれやって良いですか?」レベルの人だったら、絶対に触れて欲しくない。
それくらい、腰痛は痛いのです。

P.S.
今回の腰痛セミナーでは、怖さを知ってもらいながら、怖さを乗り越えて頂きます。

【「よゆうだぜ~」↑こういう面構えですと、失敗する可能性があります。】

P.S.2
今朝は朝から頭重感です。
夜中に目が覚めた時、「二日酔いかな」と思いましたが、そもそも昨夜はそんなに飲んでいない。
どうやら、花粉のようです。
顔が重い。
今夜は香織先生一家と、家で鍋会です。
酒飲む前に、顎関節と小顔矯正してもらおう。m(__)m

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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