毎日治療に喜びを見出し、毎日治療に哭いている。そんな2022年となった。

アカデミー日記

肉体を擲ち、魂を燃焼して今生を生き抜く。

昨日で今年の治療院業務が終了しました。
時間外から時間外までやり切って終了です。
結局最後は「途切れるまで」となってしまう。
毎年、最後は常連さんで〆たいところですが、今年はご新規となってしまった…
この12月は開業15年でもっともいい数字となった。
甘んずることなく、また1月から気を引き締めていきたい。

この12月は「オイオイ」ということが数回あった。
「風邪ひいてます」と言って咳をしてきた方がいた。
「ゴメン、悪いけど」と、施術をせずに帰しました。
「熱はないんですよ」と。
そういう問題ではない。
ホームページにも院内掲示にも「風邪の症状がある方はキャンセルを」と書いてある。
常連さんでも、ちゃんと伝えてお断りです。

皆さんのサロンも今一度気を引き締めないと、「体調悪いけど、コロナじゃないから」という人が来ますよ。
ハッキリ言って我々にとって「コロナかどうか」など、いまやどうでも良くてですね。
我々は、風邪が引けないのです。

咳をしながら、施術できますか?

「あ、これただの風邪ですから」で済みます?(笑)

一人治療院、一人エステサロンは、自分が病んだら休まざるを得ない状況に変わりなし。
その間は当然売上ゼロです。
有休など甘っちょろい制度、我々にはありませんからね。
私なんて風邪をひけば、治ってからも毎回咳喘息みたいに咳が長引く傾向にある。
となると、感染力がなかろうが、印象が悪いわけです。
会社員にはこの気持ち、このリスクが解らない人がほとんどと思っておいた方が良い。
そのつもりで経営すること。
この3年間、散々感じて来たことだ。
エステティシャンの方は優しい人が多いから、お客様を受け入れてしまう方も多いと思いますが、しっかり説教する時は説教する、断る時は断固として断ることも、後の信頼になります。
変なお客様ひとりのために、大勢のお客様の迷惑にならないことを考えることですよ。
我々は風邪を引いたらもう休まざるを得ないわけですから。
昔だったら多少体調悪くても仕事ができた。昭和はいいよな~。まだ子供だったけど(笑)
今は咳をしながら仕事できないでしょ。
それでいて体調不良で休むことがバレてしまえば、「ちょっともう少しあそこに行くのは止めておこう」になる。

この3年間ずっと、我々は感染休業リスクに晒されてきました。
1月からは、そのための値上げです。
当院の場合は、この2年ずっと迷っていた回数券のひとつを廃止しました。
値上のタイミングも最終局面かと思います。
「経済ズドン」が表面化して来てから上げます、なんて恨まれますよ。

 

今年も1年間、関節エステに関わって頂きありがとうございました。

今朝は近くのベローチェでブログを書いております。
奥さんは家で英会話をやっている。
英会話も仕事に繋がってきているとのことで、本当に凄い…
昨年まで、出勤ギリギリまで寝ていた人が嘘みたいに早起き生活に変わってしまった。
今の会社になってから、物凄く躍動しているように見える。
もちろん、物凄く大変そうで疲れている時もありますが。
まぁ嬉しいことです。
昨年までは、しょっちゅう愚痴を聞いていたので(笑)
今朝、奥さんを見て、「いい1年だったなぁ」と感じました。

 

今年もセミナーを通じてたくさんの方との出会いがありました。
関節エステセミナーに関わった方々に御礼申し上げます。
また変わらず共に歩んでくれる方々とも、いい時間を過ごすことができました。
新たに2名のマスタークラス修了生が生まれたことも、私にとって大きなことです。
マスタークラス修了生の活躍が、私の力になっております。
いつもありがとう。

個人的には、9月に花谷先生から治療コンサルを受けたことを機に、あらためて治療を深めて行く道を進みたいという気持ちが強くなった。
仕事の原点に立ち返ることができた1年と思っている。
治療コンサルを通じて初心と向き合う時間が増えたように感じております。
というか、毎日だな。
毎日治療に喜びを見出し、毎日治療に哭いている。
そんな1年となった。
来年も治療院、関節エステプロフェッショナルアカデミーと個人的な課題は山積みです。
ひとつひとつ乗り超えて行けるように感じております。

また2023年からは(これも個人的なことだが)、ひたすら古典に挑もうと思っている。
最近は西田幾多郎とキルケゴールと友達になっている(なりつつある?)。
そして、この二人の共通点がなんとなく感じられるようになっているから面白い。
読んでいても9割以上解らないのだが、「こういうことかな?」という問いが増えている。
間違って解釈しても良いと思っている。
むしろ、それで善いと知ってから、難しいと思わなくなった。
間違った解釈の中に、自己を奮い立たせるものがあるように感じてもいる。
歴史に埋もれずに荒波を乗り超えて来ている哲人たちと、もっと友達になりたい。
現世の友は(これからできることもあるのかもしれないけど)、これ以上は別にいらないと思っている。
関係の深い「周囲10人」の方々と共に、元気に肉体を擲ち、魂を燃焼して今生を生き抜いていきたい。

それも、「まず、射水がやれ」ですから。
そうやって生きます。

これから蕎麦を食べに五反田へ。
14時からは、夜までRIZIN一択です。

P.S.
今年もありがとうございます。
来年も悩み深きエステティシャン・セラピストの力になれる最高のセミナーを展開します。
力強く、共に歩もう!

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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