痛みは悼みにより成仏する。
今日は歯茎の腫れで歯医者へ。
先日レントゲンを撮ったら、見事に折れていた。
昨日からいよいよ痛みはじめ、今日はパンパンに腫れました。
かれこれ、何年治療し続けている歯なのだろうか。
2014年か、それ以前からか。
もう忘れたが。
ずっと悩みの種でした。
結局、月末に2本抜くことになりました。
まぁ納得しております。
今月から歯医者さんを変えたのですが、説明もしっかりしていて、納得できる。
今までは「なんとか残したい」と思っていたのだが、今回であきらめがついた。
根幹治療を自費で行っている専門歯科ですし、「この歯をこのまま無理やり残そうとすることで、良い歯が駄目になってしまう」と。
私の場合いつも虫歯はゼロなのですが、これまで何度も食いしばりで歯を痛めてきた。
【まさにこんな感じで寝ている間に食いしばっているわけだ。】
割れた歯の治療で何度も根っこの治療をしてきた経緯がありまして。
明後日から治療院経営合宿ですし、この痛みを抱えたまま2日間ではきっとセミナールームで死ぬと…
歯茎の毒出しをしてもらい、一旦痛みから解放されました。
大量の血でしたm(_ _;)m
一時しのぎではありますが、落ち着いた。
月末の抜歯も通常の抜歯よりもおそらく血が止まりにくいとのこと。
抜歯の専門医がいる日に行うとのことでした。
院長曰く、「私もできるけど、私がやるよりもダメージを少なくできる」とのことです。
ご縁で良い歯科に出会えました。
実は、私が治療院を開業する以前からご縁はあったのだ。
大学病院で根幹治療を指導されていた先生が、私が開業する以前から通ってくれておりまして。
開業してからも、今日まで月イチくらい足を運んでくれているのだ。
その方が現在勤務している歯科クリニックなのであります。
数年前に、「私が診るのに」と言ってくれていたのですが、なんか照れくさくてですね。
2022年7月に至ったわけです。
先月、奥さんが最初に行ってみたいと。
それで夫婦でお世話になることになりました。
奥さんは、1年半ほど歯列矯正をする必要があるかもと。
曰く、「二人ともちょっと大変だけど、今来て良かったわね」と。
抜くのは悲しいが、何よりも安心しました。
安心って大事ですね。
8年通っていた歯医者さんを変えたのも、夫婦共通の理由があった。
今の歯科が本当に快適過ぎて、こんなことならもっと早くお世話になっていれば良かったと。
まぁ、今がタイミングだったのでしょうね。
なんだろうな。
今の歯科は、痛みに対して、悼んでくれる。
「悼む」は故人を思う言葉だ。
故人を悼む心が、故人を成仏させてくれるように、故人の心の痛み(傷み)は悼みを必要とする。
キメツに出て来る鬼にも人間だった頃があり、鬼としての死を前にした時、炭治郎の悼む心が人間だったの頃の記憶を甦らせ、涙を流して成仏する。
「お前も辛かったな。」
軽い言葉で言えば「共感」のようなものだ。
本当の共感とは「共苦」であり、「スキルとしての共感」とはやはり違う。
でもスキルとしての共感すら、時にし難いことってあると思います。
今の歯医者さんは、なんと言うか、「苦」を分かち合ってくれている感じがする。
「あー、俺、ココで治りたい!」
奥さんも同様なことを言っておりました。
歯を失う心の傷も、ココでならきっと成仏できる。
この2本と引き換えに、歯の悩みが解消されていくように思うのだ。
そう感じております。
P.S.
痛みでまったく食欲もなかったのだが。
痛みが抜けたら一気に腹が減りカレー屋さんへ。
うまい。
ひとまず安心。
これで日、月と、安心して合宿に臨めます。
あぶなかった~
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