我々現代人にとって本当に足りていないものは、超越的視点だ。

日常

自己実現という甘味に溺れている人ほど、病む。

昨日は夕方までノンストップで施術となりました。
トイレに行くタイミングを逃すとキツイですね。
どこで行こうか、戦いでした。

一昨日の夜、奥さんとスナック菓子大会となってしまった。
昨日の朝は身体が重く、「断食宣言」するも、施術が終わりいつものスパイスカレー食堂へ行きたくなった。
仕事帰りの奥さんとタイミングが合い、一緒に行ってきました。
今回の当院の通信では、この「スパイスカレー食堂」を紹介しております。

関節エステのリアルセミナーも4月からスタートします。
店内狭いので全員は厳しいかと思いますが、休憩中にでも是非行ってみて下さい。
MAXギリ8名入れる入れるかな…

 

施術中、久し振りにご来院頂いた方から、「この2年コロナが怖くてあまり出れなかった」というお話を頂いた。
「先生のところなら安心ね」と。

まだまだ恐れている方は多いのです。

おそらく、このブログを読んでいるエステティシャンの方にはいないと思うのですが、早くその世界から抜けないとね。
考えてみれば、私たちは常に不安や恐怖に閉じ込められて生きているのです。
これは大袈裟ではなく、ちょっと考えてみればわかることです。
トンカツ屋で観るニュースなど、本当にいらん情報ばかりです。
「今日は大雨になる」「海外で地震があった」「大雪になる」「電車が止まる」「こんな事故がありました」「殺人事件が起きました」「大火事が発生しました」「交通事故が起きました」などなど、常時そんなニュースに溢れているわけです。
そこへ今度は「コロナだ戦争だ」です。

テレビから伝えられる情報は、中には大切なことも0.1ミリくらいはあるのでしょう(笑)
それで救われることも、たまにはあるかもしれない。
ただ消してみると、世界はとても静かだ。
いま消して、目を閉じてみればいい。
とても静かです。
日曜日の朝だから余計に静か(笑)

天気など自分で外を見て終わりです。
それで困ったことがない。

今、気持ちが病んでいる方々は、テレビの伝える角度からしか世界を見ていない。
「いや、私はテレビを観ていません。私はYouTubeを見ています。」
それもまったく同じで、YouTubeの角度からしか考えられなくなっているのです。
一度、その外に出てみればいい。
とても静かですよ。
本当に。

SNSもそうですが、「君にはアレが足りない」「これが足りない」「もっとこうじゃなきゃダメだ」と煽りに煽ってくる。
本当にそうなのだろうか?
煽りの大洪水に吞まれてはいないか?
天気やあらゆる事件よりも、そのコトの方がよっぽど危険だと感じるのですが。
そう問いを持ち、自分でよく考えてみたらいい。
テレビやYouTubeやSNSの情報から離れてみれば良いのです。
このブログからも離れて、良書に触れてみることが大切です。
読書は問いを持つきっかけとなる。

自分が見つけた問いこそが、自分の見ている世界を変えるし、思い込みや洗脳の世界から引きはがしてくれるわけです。

有名なマズローの5段階欲求のトップに自己実現とありましたが、実際にはマズローは6段目を伝えていた。
それが「自己超越」だったとされている。
要は、「自己から出ろ」と。
自己実現て言い換えればただの欲望ですから。
今はその「欲望礼賛」の時代でもある。
そうでなければ、経済が回らないからです。
だから「もっと欲望を持ちましょう」「もっと欲望を満たしましょう」と煽ってくる。
物質主義とはそういうもので、「もっともっと」の世界なのです。
でもこれだけ豊かな日本にあっても、「何かが足りなくて」自殺者も多いわけだ。
これだけ物に溢れていても、心は貧困にさらされているのが実情でしょう。

「自己超越」とは、洗脳から出ろと言っているのです。
色眼鏡を外してみろということです。
自分の色眼鏡というのは、今まで自分が見てきたこと、聞いてきたこと、結局自分の考えなどなく、すべては誰かの受け売りなのです。
でもそこから一度出てみれば、また違う世界が見えるのです。
今は自己実現が大切だと我利我利我利我利やっているように見える。
自分が良い思いをしたい。
自分が得をしたい。
そんな風に生きてきてしまったから、隣の人の咳ひとつにビビるのです。
嫌な顔をするのです。
忘れたのか?
今まで俺たちはそうやって生きてきただろうに。

どんどん自己に納まるように世界が進んでいる。
そこから出ないとね。
そのために必要なものは、「成功するための7つのなんちゃら」とか、そういうことではないのです。
自己実現という視点から、自己超越の視点へ。
自己から一度離れるための良書に触れて欲しい。

 

昨夜は21時頃にソファーで落ちておりました。
5時に鼻づまりで目が覚めた。
今日も奥さんは1日中仕事でいない。
私はカフェにでも行って、いろいろ考えます。
レジュメ作りとYouTube編集と読書の時間も作ろうと思う。
積読が溜まりに溜まっている。
積読用の本棚を買いたいと思っている。

P.S.
よし、仕事するぞ。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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