メディカルエステ腰痛セミナーのZOOMフォロー質問会でした。

アカデミー日記

「もっと」の矛先。

先週に引き続きメディカルエステセミナーのZOOM質問会を開催しました。

今回は腰痛編です。

「お客様の首の症状をもっと楽にしてあげたい」という質問。腰痛編なのだが…

多くは「やり方(技術)が足りない」と勘違いをする。
もちろんそういう施術者がいることも事実ですが、「やり方」を求め続けていては見落とすことがたくさんあることも知らねばならない。
そもそも、最後の「首の状態はどうですか?」に至るまでの流れが本当に最良のものだったのかどうかから見直す必要があるのです。

タッチはどうか。
手数はどうか。
印象は残せたのか。

「解らない」とは、「何が解らない」のか?
「解らない」ということは、「何かを知っているから解らない」のだ。
ならば、何を知っているのか?

多分、施術を受ければたくさんツッコミどころが見つかると思います。
それはやり方だけではなく、「お客様はこう感じているんじゃないかな???」という視点がボロボロ見つかるハズです。
もうすでに解決策は自分の中にあるのです。
大抵は。
特に毎年セミナーを受講する自己研鑽をしているような方は、間違いなく既に持っている。
ただ活かし切れていないだけでしょう。
活かし方を知らないから、または、見つめようとしないから、多くはやり方を求め、さまよい続けるわけですね。

 

と、偉そうに書いておりますが、私なんて毎日のように、「先生、また痛くなっちゃった」「先生の受けた時はイイのよね。1週間持つけどまた辛くなっちゃった」「先生、まだ痛いです」と、ここ五反田で聞き続け早14年です(笑)本当に早い。

「足らん!もっとクレッ!!」

とは思いませんが(笑)、そんな言葉も自己化されている。
免疫です。
ただたまに「なにをーッ!!」と思ってしまうことがある。
これが免疫暴走です。

 

首肩こり腰痛は快楽でもあるのです。
首肩こり腰痛が快楽だとしたら、どうでしょう。
いろいろと見えるものが変わってくる。
もちろん、私も左肩が凝ると、「うわぁ、こったなぁ…」とそこに手が行くわけです。
今気づいたけど、先日は奥さんに「いやー、肩凝った。ツライッ!」とかちょっと愚痴っぽく言っていたな。不機嫌に。
実際に左肩はよく辛くなるのですが、私にとってこの左肩こりのメリットはなんなのだろう。
あの時俺は、肩こりを理由に100%カマッちゃんになっていたように思いまふm(__)m

 

「また痛くなっちゃった」という言葉だけを聞いてはいないか?
その人ではなく、その人の症状ばかりを見ていないか?

勉強するたびに思う。

「まだ何も知らなかった。」

そうだ。
自分はまだ何も知らないのだ。
それは先日も感じたこと。
技術が変わったのではない。
その活かし方がすべて変わってしまった。
それだけで毎日の治療が一新してしまった。

答えは既に持っている。
まだまだ研究が必要だ。

 

P.S.
先日、昨日のZOOMにも参加のキダちゃんからこんなLINEを頂きました。

射水先生
今日もありがとうございました。
関節エステで初めて関節へのアプローチを学んでいることもあり、手技の手順や、骨の押さえる場所をきちんと探すことや、本当にこれであっているのか?ということで頭がいっぱいで、教わったこと以外の動きは不安で出来ず、柔軟な対応が出来ない程に考えも固くなっていました。
今日の先生とのお話しで、何のためにやるのか、そこをどうしたいのか、お客様がどう感じているのか、という1番大事なところが抜け落ちて自分本位な施術になっていることを実感しました。
関節の動きを確認しながらの「検査兼施術」もようやく理解できた気がします。
施術時の目的意識が変わることでお客様1人1人に合わせた施術に変えていけそうです!
一挙一動、手を離すところまで丁寧に行っていきます。
また超メシアコンプレックスの私でしたが、今出来ることを丁寧にしっかりと!を念頭に、主導権とストーリーは持ちつつメシア離れしてみます。
メニューへの取り入れ方も含め、ずーっともやもやしていましたが、今日お話しした内容で心の中のキリが晴れました!
施術のチェックで向かった今日が、今後に向けての大きな一歩になりました。
貴重なお時間も沢山頂き…😭
もう!本当にありがとうございました!!

昨日のZOOMフォローは、キダちゃんにとってより理解が深まった内容になったと思います。

【第6期マスターに向けて、早くも気合十分のキダちゃんです。】

「たしかにやってもらってはいるけど、見てもらえている気がしない。」

先日伝えたこの言葉が、深く理解できただろう。
おそらく、昨日の質問もココに辿り着くのだと思います。
もっと「人を」見ないとね。
人を見るって、なかなか大変よ。

 

どう見れば良いのかが解らない!?

よし。2022年のセミナーはこの視点を多分に入れ込もう。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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