【美脚マスターメンバーへのアフター講義】悪気のない危うさに、気づこう。

アカデミー日記

第2期美脚マスタークラス受講生からメッセージを頂きました。

おはようございます。
射水先生、香織先生、美香さん、しおりさん、本当にありがとうございました。
美脚初級・中級、頭痛・肩こりセミナーを受講した後の自分と比べると、確信がある分、施術に自信をもって行えるようになりました。
皆さまに色々と教えていただいた賜物です。
ありがとうございます。
マスター翌日は、テストの緊張から解き放た安堵で、夜眠くて、すぐに寝てしまいました。
忙しい中、マスターに全力で精力を注いでいただきありがとうございました。
昨日はゴルフのレッスンプロに、3週間ぶりに施術しました。
以前は腰痛があり、肩甲骨が固すぎて、思うようなスイングができなかったようです。
1回の施術で、「左手の力が抜けるようになり、スイングが良くなった」と言っていただきました。
足も蹴れるようにもなり、早く歩けるようになったよとも言っていただきました。
昨日の施術では、左肩が楽に開けるようになって喜んでいただきました。
マスタークラスを受講して、本当に良かったです。

マスター受講生の実力が付き、その方のお客様に喜んで頂く。
嬉しいことです。
お客様が喜んでくれなければ、嘘になってしまいますからね。

全3回の講義に加えて課題までみっちりですから、これくらいはできて当然と言えば当然なのです。
これからは今まで以上に高いレベルで、お客様に喜んで頂きましょうね。

 

疾病観察から人間観察に変わると、プロ1年目がスタートする。


マスタークラス受講生も、まだまだ意識が疾病観察です。
視点が人間観察に変わらない限り、いい施術はできません。
2006年に花谷先生と出会うまで、私は完全に疾病観察だけのカイロプラクターでした。
当然と言えば当然なのかもしれません。
学び始めの頃というのは、どうしても「そういうことでしか」見れなものなのです。
そして、知らないことには変わらない。
花谷先生のセミナーを受講し、少しずつ修正していくことができました。

「〇〇の人にはこういう施術をして良いのでしょうか?」
聴きたい気持ちはわからなくもないのですが、それは視点が疾病観察であり、その人ご本人の立場に立っていないのです。
答えは、Yesであり、Noでもあるわけです。
私が質問したいのは、「その人は、どんな方でしたか?」です。

「〇〇関節症の人って、こうすると良いんですよ」とかも同じです。
疾病しか見ていないのです。
疾病観察は立場上もちろんするのですが、あくまでそれはそれ。
そこに人間観察が加わらないと、「イコールなにも見れていない」ということなのです。

患者さんの顔色ひとつも見ないで、レントゲンだけみてカルテに書き込まれた経験はありませんか?

それと同じです。

聞いて良いことと悪いことは、ある。

どっかのネット情報から拾ってきたレベルのことを、質問してしまうのも考えものです。
以前、セミナーミーティング中に「近位と遠位の脛腓関節をね」と解説していると、「ネットに上脛腓関節、下脛腓関節と書いてありました。どっちが正しいのですか?」と聞かれガッカリするわけです。
香織先生が一瞬凍り付きましたからね。
ヒヤヒヤしたことでしょう。
それこそ、「そんなものはネットで調べなさい」という話です。

たとえば、本の著者に会いに行くのに、「どんな本書かれているのですか?」と聞くのは失礼です。
「事前に読んできなさい」と言われればマシな方で、もう2度と会ってもらえないでしょう。
誰もが忙しいのです。
先日、「射水先生の回数券はいくらで、期限はどれくらいですか?」とマスターメンバーから聞かれガックシきました。
ホームページで調べれば良いことなのです。

奥さんに聞くと、「そういうことは、入社1年目に教えることだからね」とのことです。
学生上がりは、悪気なくやってしまうのだと。
散々ネットに頼っているのに、肝心なことは調べずに本人に聞いてしまうというのは、リスペクトがないのです。
技術よりなにより、そういうコトがわからないと、人の前には立てません。
大切なことだから書きました。

P.S.
キレてないですよ。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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