「できる」とは、常に未完の内にある。
先日の7ビューティー無料説明会に参加された方から問い合わせを頂きました。
興味を持って頂けたようで、嬉しい限りです。
「近日中までに申し込まねばならない別の講座があり、関節エステとどちらを受講しようか迷っている」とのことでした。
関節エステが迷わせてしまっているようです。
これは恋愛に似ていますかね。
A君と付き合っていたら、魅力的なB君が急に横から現れた。
そのB君が今までにないタイプだ。
「A君のままで何も問題なかったハズなのに。なにやらちょっと刺激的なB君に惹かれつつある。あー、私はどっちを信じたらいいの…」みたいな、そんな感じですかね(笑)
冗談はさておき。
こういう場合、「苦難の多そうな方を選べば正解」だと私は思っております。
迷った時の考え方は、私は常にこれです。
「得をしよう」と考え出すと、人は弱くなります。
さすがに電話では、「厳しい方へ行きなさい」なんて回答はしませんが、おそらく、長年のこのブログの読者なら、「たしかに!」と感じてくれることだろう(笑)(*^^)v
そもそも、自分の人生を振り返ってみれば、「たしかにそういうことだったな」と気づくハズです。
間違いないよね。
楽そうな方とか、簡単そうな方を選ぶと、自己の安心領域を超えられないのだと思います。
結果、予想の範囲内でおさまる。
それはそれで心地良いのかもしれないけれども、やり切った感は薄いので、のちのちまた同じような壁と向き合うことになる。
言い切ってしまえば、条件の厳しい方にしか得るものはないと言えます。
大事は苦難の中で達成される。
アンドレ・マルローの言葉です。
厳しい方へと歩を進めて頂ければ、それが正解です。
これは、どっちを選んでも大丈夫ということでもあります。
環境というよりは、「自分の臨む姿勢こそがすべて」と言えましょう。
どっちを選んでも、決断したら全力でそこに臨めば大丈夫です。
すべてうまく転がって行きますから。
関節エステにはいろいろな方が受講されております。
開業されている方から、これからこの業界で仕事をしたいという方まで、幅広です。
「できるようになりますか?」の答えは何処を見ているかにもよりますから、これまた幅広です。
関節エステのスタンスとして、近しい受講生に話すことはひとつ。
素人は100%を目指す。
玄人は100%から始まる。
ということです。
「できるようになってからがスタートだからね。スタートラインまでは連れていくよ。」
マスタークラスでは、毎期このことをDay1が始まる前の時点で必ずお伝えします。
事前課題のレジュメにも書いてある。
「全3回を通じて、まずはスタートラインに立とうね」ということです。
関節エステに来られる方はよく練習会を開いております。
「練習会しましたー!」という写真が送られてきますが、それもまた嬉しいことで。
「できるようになりますか?」ではなく、できるまでやり続けるという姿勢さえあれば、余裕で「できる」のです。
それは何事においても言えること。
お客様に対しての「できる」なら、翌日からできます。
なんなら当日からもできるのです。
「できる」とは、プロセスなのです。
今は完成を目指す人が多いように感じます。
完成することが良いことと思い込んでいる。
「本当にそうだろうか?」と、一度問いを立ててみる。
もちろんその理想を追い求める姿勢は大切なことかもしれませんが、「人生は未完でいい」ということに気づけた時に、何事にも体当たりして全力でぶつかって行けるのです。
完成させなければいけないと思っていたら、挑戦できなくなります。
挑戦すればするほど、未完であることに気づかされるからです。
歴史的偉人をみれば、作家にしろ、芸術家にしろ、生き切った人はすべて未完で終わっているという事実。
「到達可能な理想など、理想ではない」ということです。
人生は、到底到達できぬ理想を掲げ、ぶち当たっていくのみです。
と、スタートと比べ、少々壮大な終わりになってしまったのだが。
関節エステのセミナーに来ようと思う方はやはり仕事に対して真っ直ぐなものを持っていらっしゃる。
それをいつも感じます。
そうだからこそ、こうして出会うのでしょうね。
何度も受講されている方なんてもう、真っ直ぐどころじゃないですよ。
本当に。
P.S.
やがて来る それぞれの交差点を
迷いの中立ち止まるけど それでも 人はまた歩き出す
GLAYいいじゃん
P.S.2
というわけで、5月のセミナーは連休明けから全部でリアル3本です。
ど熱い内容で行きますよ(*^^)v
お申込みされた方は是非、ぶち当たりに来て下さい!
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