第5期マスタークラスの募集開始です。

マスタークラス

毒を食らうからこそ、生命は躍動する。

2021年7月から開催を予定している第5期マスタークラスの申し込みがありました。

コロナの影響で経営の不安などもあり1度キャンセルはさせていただきましたが、マスタークラスを受講したい気持ちはずっとありました。
都内へ出向く不安も少しありましたが、いつまでもこのままでは何も出来ないと思い、吹っ切れました。
逆にテレワークなどが増え、都心部へ行かなくなった方が地元で通うお店を探されていて、こちらの美容サロンは多忙になったお店が多いそうです。
私のお店もそのひとつです。
地元では技術の高いサービスを受けられるお店があまりありません。
まだ2クラスしか受講してませんが、先生のセミナーを受けて施術に生かすようになり、お客様から「治療のような施術が受けられる美容サロン」と評価を頂き、ご紹介頂くことが多くなりました。
来年でも構わないので受講させて頂きたいと思っております。
申し込み宜しくお願いします。

「いつまでもこのままでは何も出来ない」という言葉が胸に響きませんか?
その通りだと私も感じます。

肉体を大事にし過ぎれば、逆に生命を燃焼できなくなります。
「何が何でも生き延びるぞ」と、「生」にしがみつくならば、もう逃げて逃げて逃げまくるしかないのです。
今は「長生き」に価値を持たせ過ぎたのです。
健康のために「アレは駄目、コレは駄目」と言っている。
逃げの健康法ばかりです。
それが肉体的に良くても、精神の脆さの方が気になって仕方がない。
逆に、「アレが身体にイイ」となれば、スーパーからソレが消える。
これらが何を意味するのか。

人間が、「毒を食らうことを厭うようになった」ということです。

肉体的な毒を排除するようになった。
今の除菌活動と同じです。
同じように、精神の毒も厭うようになった。
「好きなことをしよう。」
そんな言葉の一人歩きから、嫌なことへの除菌活動が始まった。
好きなことだけを追い求める者は、総じて脆い。
嫌なことなど、なくなりはしないのに。
人間には、生きる上での毒も必要なのです。
肉体的な毒も、精神的な毒も厭わず食らうからこそ、人間としての生が輝く。
食らった毒が、その人の深みになるとも言えるのです。

嫌な人とは付き合わない。
いやいや。
嫌な人とも付き合ってみればいい。
なんなら真っ向から喧嘩のひとつもやり合えばいい。
今は喧嘩する気力すらない。
だからネット上の匿名による誹謗中傷となるのだろう。
心地良さを求めるから、常に居心地が悪いのです。
「居心地など悪くても良い」と思って生きれば、その中に心地良さを見い出せるものです。
身体に良いものは必要。
同時に、悪いものも必要だと知らねばならないということです。

昨年の自殺者数が2万人を越える日本。
一時の3万人に比べれば減ったが、その数は異常そのもの。
令和2年の現状は、1万人だそうだ。
これだけ平和な日本において、この数字は何を意味するのでしょうか。

 

70代で逝こうものなら、「早過ぎる」と言われる時代です。
誰かと比較して、「早過ぎる」ということなのでしょうけれども、もし人生200年となったら、100歳でも「若いのに」とか言われるのでしょう。
恐ろしくないか。
比較で生きる人の発想は、常にそういうことなのです。
「生きる」とはそういうことではありません。
長生きが偉いわけでは断じてない。
20歳で逝こうが、その人が生き切ったのならば、その死は輝いていると言えましょう。

 

「いつまでもこのままでは何も出来ない。」

 

人生体当たりあるのみです。
自分の目の前にある壁から逃げるのではなく、突き進みぶつかって行くしか、生命の燃焼はないのです。

百尺の竿頭に立ちて、すべからく歩を一歩進むべし 

竿の先端に道はなくとも、それでも歩を止めてはならないと、「無門関」にある。
死ぬとわかっていても、それでも突き進まねばならぬことがある。
それが人間の「生」というものでしょう。

現代の我々には難しいことのように思えても、過去、厳しい時代を生き抜いて死んでいった人たちにとっては、当たり前の生命観なのだと感じます。
だから名著として残っているのです。
厳しい。
でも、カッコイイ。
カッコ良さに憧れます。

 

明日は花谷先生の治療院経営合宿セミナーです。
合宿ですから、1泊2日です。
やるからには、トコトン全身フル回転で勉強してきます。
治療院経営はもちろんのこと、アカデミーのことにも同時に心血を注いできます。

P.S.
こんなことを書いていたら、もうひとり第5期マスターに申し込みがありました。

必ずや、過去最高の第5期マスタークラスにします。
第5期マスタークラス→【https://toru-imizu.com/course/master-class/
「マスターやって良かった」と言ってもらえるように、来年に向かって今を過ごします。

俺の2021年は、いま始まった。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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