超一流は、手の込んだ伏線を徹底的に何重にも敷く。

日常

自作自演のちゃぶ台返しの巻

8回裏二死1,2塁、2番の近藤さんの時点で、「これは満塁になって大谷さんが決めるストーリーか⁉」と、誰もが期待に胸を膨らましたのではないでしょうか。
しかし今回は、村上さんのストーリーでしたね。
今日も「3三振」だったので、不振に喘ぐ表情から「いつかのイチロー選手」を思い出しました。
事前にきちんと「4タコ3三振」というお膳立てを自ら用意する辺りが、「村神様」たる所以なのでしょうね。
スターは自ら蒔いた種を完璧に回収する。

アッパレ!!

 

7回裏の吉田さんの同点3ランに満足したところで、家を出ようと。
テレビを消す直前に、のちに本日の主役となる村上さんがファールフライでチェンジになりました。

11時にいつものインドカレー屋さんへ。
カレー屋まで10分かからないのですが、着くと3-4と勝ち越されておりました。な、なにが起きたの…?(-_-;)?
さらにタイムリーを食らい3-5になりましたが、私がカレーを食べ終わると1点返して4-5に。
長居するのも悪いので、9回表のメキシコの攻撃を観ずに五反田へ歩き始めました。
気になって仕方なかったので、YouTube速報を聴いておりました。

9回裏、大谷さんがシングルではなく、二塁打を打つところがスターですよね。
ベンチに向かって両手を上げて鼓舞するところがまたいい。
ゲッツーの可能性がほぼないだけで、安心して4番の吉田さんに期待できました。
フォアボールでノーアウト1,2塁で5番の村上さんに来た時、やはり誰もが「いつかのイチロー選手」を思い出したでしょう。
最悪想定はゲッツーでしたが、そうはならないのが神の采配なのです。
自ら虎視眈々と場をしつらえ、準備を完璧なまでに遂行し、「計画的ちゃぶ台返し」にて一気に伏線を全回収したのでありました。
超一流アスリートというのは、手の込んだ伏線を徹底的に何重にも敷くのでしょうね。

最高のストーリーを魅せて頂きました。

 

 

それにしても、途中テレビに向かって、「大谷頑張れッ!」と、何度つぶやいたことか。
そこでふと思いました。

「いやいや。お前が頑張れよ。この人たちはお前のような凡人には考えられない程の日々の努力を、淡々と当たり前に続けているだろうよ」と。

 

よし。
今日も虎視眈々と、次なる種を撒こう。

 

P.S.
「4タコ3三振」で、ダブルプレーや三振をしてこの試合を落としていたら。

「なぜ代打を出さなかった?」

監督も散々叩かれていたことだろう。
コトを成すためには、全責任を引き受ける覚悟がなければならない。

 

最後の村上さんの打席の前に、「岸田総理がウクライナを電撃訪問」という「余計な」JNN速報が入ったのも印象的でした。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA158PA0V10C23A3000000/

全責任を引き受ける覚悟あってのことなのだろうか…?

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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