毒を避けることを善しとして生きれば、結局死ぬまで子供のままなのだ。

日常

真実を見よ。

先日受けた花谷先生の「治療コンサル」動画が手元に届きました。
早くても1週間後くらいと思っていたので、スピードにビックリ。
そして、有り難い限りでございます。

今朝は7時に自宅を出て、治療院の準備をサクッと終えてから1時間ほどいつものカフェへ。
早速、小分けに動画を拝聴させて頂いております。
メモと共に、一部はそのまま「文字起こし」をしようと思う部分も。

あらためて不出来を観ることができるのは大きいです。
先生との違いが色濃く出ておりますので、ポジションなどの差も解りやすい。
細部まで、まずは意識して修正していくしかない。

動画では耳の痛い部分が多々あり、喜怒哀楽が生じます。
というか、「100%『哀』のみ」という悲しみさがそこにはある…(笑)

「あ~、ココ聴かずに飛ばして~ッ!!!」

という部分ほど、耳をダンボにしないとなりません。
もう出てしまった結果に対して尚、耳をパタッと閉じたくなるものです。

 

今は「本当のことを言えない時代」にある。
世の中を見ていればよく解りますよね。
本当はマスクなど外したい人は五万といるのに、「隣の人もしてるし」と外せない。
本当の自分を出して嫌われたくない。
変に思われたくない。
そんなことをしたら「いいね」が貰えないから。

横ばかり見ている。

占いだって同じ。
今は占いに行ったって、本当のことなんてまず言われない。
占い師にも、「お客様に気に入られたい」というバイアスがあり、仮に結婚運が限りなくゼロに近い結果が出たとしても、「あなたの行動ひとつでいい方向に行きますよ」と言うだろう。
行く人もそんな答えを求めて行く。
執行先生のどの本で読んだかを忘れてしまったのですが、昔の本物の易者は普通にぶった切ったのだそうです。
昔と言っても昭和ね。
「ぶった切る」と言いますか、その人の運勢として出たものをそのまま包み隠さずに、「あなたは最悪の時に〇〇をしたから、今生はもう何も期待しない方が良い」とか、「あなたに結婚は無理。したところで即別れて終わり。そういう運勢だから」と、本当の出たままの真実を伝えたのだそうな。

これが現代だったら?

「もうあんな奴の所二度と行かねー!!」となるでしょう。

とても耐えられないだろうからね。
足を運ぶ人の99%は、「いい答え」を臨んで行くのだから。
占いですら、本当のことを言えない時代なのだ。
空気を読むことに命を懸けているのが我々現代人です。
本当のことを言われれば、すぐに「傷ついた」と言うに決まっている。
物凄くタチが悪い。
これは人間の幼稚化とも言える。
毒を避けることを善しとして生きれば、結局死ぬまで子供のままなのです。
子供のまま、周囲からイイコイイコされて生きるだけです。
今の日本はそんな大人に埋め尽くされているように見えないか?
快と不快ばかりが日々の中心であり、喜怒哀楽がないのです。

 

治療コンサルは違う。

本当に私のことだけを真剣に考えてくれる。
私を思い、感じたまま、見たままを、ストレートにご指導頂ける場なのだ。

忖度などないから、ここには真実しかない。
だからこそ、信頼できる。
「何としても良くしていこう」「このままでは終われない」という気持ちも強くなるのであります。

 

朝に動画を観て、課題を書き出してから出勤し、施術する。

しばらくそんな毎日になりそうです。
良い習慣になりそうだ。

 

P.S.

市民社会における悪人とは、大人に成長したのに子供のままの者、あるいは子供じみた精神を持った人である。

民主主義を生み出した英国の哲学者、トーマス・ホッブズの定義だそうです。

キョロキョロしているようではイカンですよ。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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