映画「AI崩壊」から感じる日本の現在。

日常

マスクを外すことが、下着を外すくらいのことになるかもね。

アマゾンプライムで映画【AI崩壊】を観ました。
今の日本社会を観ているようです。
管理社会というよりは、「管理されたい社会」なのだと感じます。
周囲を観て自分の行動を決める、平均であろうとすることが善であり、それが「空気を読むイイ人」となっている世の中は、「危ないな」と感じます。
今日は近所の戸越銀座商店街を歩きましたが、9割9分マスクしていることに、異常性を感じました。
エポケー(脳停止、思考停止)とはこのことであり、戦時中と実態は変わらないなと。
AI崩壊」から、自分の目と耳と心を開き感じることを、きちんと次世代へと伝えられる社会である必要を感じました。

 

映画からどう感じるかはそれぞれでしょうけれども、AI崩壊で描かれている世界は現実的ではないかと感じます。

盗撮同様な状況下で指示する御上。
おかしな現実をおかしいと感じれない組織人。
一方、自らの経験と勘を頼りに足を使う刑事。

どんなに素晴らしい技術でも、使う人間次第で「悪魔」とも呼ぶ価値がないほどの腐臭を放つことになる。
技術は道具であり、その道具を誰が使うかが大切なのだ。
それは治療やエステも同様ですよね。
「大変なことはすべてAIに任せて、これからは遊んで暮らせる世の中になる。」
そう喜んでいる人が、道具の使い方を大きく踏み外しそうな気がしてならない。
「遊んで暮らせることが幸せ」なのだとしたら、それはもう人間とは呼べないでしょう。

人間とは何だろう。

 

「AI崩壊」は、「今まさに」を感じる映画です。

国家が右と言えば右。
左と言えば左。
疑いの目すらない。
毎日のマスコミ報道で一喜一憂し右往左往する。
自分で何も調べもせず文句だけを垂れている。
何が本当で、何が嘘か解らない。
そもそも、本当のことなど表には上がってこない。
聞こえの良い、「皆さんひとりひとりのために」という言葉が躍る社会。
解らないというより、多くは知りたくもない。
脳停止で在りたい。
その方が楽だから。
皆と同じでいればいい。
考えなくていい。
平均であればいい。
平均であることが、当たり障りなく空気を読んでいる、「良い人」となる社会。

「AI崩壊」は2030年の管理社会が描かれているが、今の日本とそう変わらない。
実態としてはもはや「管理されたい社会」なのだ。
管理されることがハッピーと感じているのだろう。
誰もが、「そんなことはない」と首を振るだろうけれども。

9割以上の人がやっていることは、一度疑って見てみるといい。
何かおかしくないだろうか。
今はマスクだ。
9割どころか、9割9分マスクして歩いていますからね。
してないだけで「変わり者」となる。
「どう思われるか」が怖くて、「同調で」マスクをしているのだ。
マスク全体主義なのだ。
そろそろ暑いし、「通気性の良いマスク」を、二重にでもするのだろうか。
たまたま映画とテレビの切り替え時に、「明日(今日)は熱中症に気を付けて」とニュースでやっておりました。

 

先日、2割冗談で施術中に話ました。

「マスクを外すことが、下着を外すくらいのことになるかもね。」

実際、「化粧が落ちてるから」とマスクを外したがらない人は多い。
マスクの顔しか知らない世界。
事実、コロナ後のご新規来院の方の顔は、ほとんどマスクありきの顔しか知らない。
先日、化粧品を扱っている社長さんが、「もう必要なくなったから今までと同じようには売れないね」と、おっしゃっていた。
この1年で働き方を大きく変えてきたそうだ。

 

将来のお見合い(お見合いがあるかわからんが)は大変だ。

「で、では、そろそろお互いに…マスクでも外してみましょうかね…」
「は、ハイ…」
「じゃ、じゃあ…」
「せーの!」

(お互い)「ゲッ!!!(心の声)」

ニコニコ。

みたいになるのだろうか。
ならないことを願うばかりだ。

 

と、世を憂いつつ当アカデミー内は明日のメディカルエステセミナー慢性腰痛編に向けて、トイレ内の環境整備をしました。

【トイレ内にもオゾン発生器を設置しました。しかも当院のトイレの換気は工事済みでかなり強力です。換気したままオゾンをやると、オゾン臭がまったくなくなってしまうくらいです(^_-)-☆】

これで4台目です。
セミナー中は、オゾン4台フル稼働&常時換気状態で行います。
空調管理はしていますが、天候によっては寒さを感じるかもしれませんから、各自対策できるようにお願いします。

それはそれ、これはこれで対応しなければ、今は見向きもされません。
どんな業態であれ、対策はしてナンボです。

P.S.
「今日も感染者が1000人です。」

毎日のその数字自体がすでに信ぴょう性に欠けるわけだが、それを伝えるニュースさん的には、飲食締め上げようが、マスクしようが「まったく効果がない」ということが解った、ということですよね。
良かったではないか。
これからは飲食も普通に営業してもらえば。
行く行かないは、各々が決めれば良い。
ほとんどが家庭内感染だという話もある。
要は、本当のところは解らないのだ。
もう間もなく、「家に帰るな」とでも言い出すのだろうか。

日曜日に行くカフェのマスターが、「もう飲食を叩きまくるからお客さんが来なくなっちゃうんじゃないかって怖くて」と言っておりました。
「うちはもうやります!!」とも。
そうです。
堂々とやって欲しい。
私はいつも通り行きたいですし、行きたいお店はやっぱり応援したいお店でもある。
以前からお世話になっている「顔のあるお店」には、私は行きたい。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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