「慣れ」という名の悪魔は、その隙を見逃さん。

日常

「安心」が、痛みの質を変える。

昨日はブログをスッ飛ばしました。
一昨日の徹夜(と言っても27時までだが)が響き、花粉の頭重と眠気で爆睡でした。

ここ最近、新規の問い合わせが凄く増えております。
当日がなかなか厳しく、休憩時間を提案することが続いております。
有り難いことですが、正直疲れますね…
休憩時間も別に遊ぶための休憩時間ではないので。
「断りたいなぁ」と思う時には、「これも運命だ!」と思えば気持ちが一瞬で切り替わる。
「お前は運命から逃げるのか?」と問うと、スンナリ受け入れられます。

というわけで、今日も休憩時間返上で治療しておりました。
ここのところご紹介のご新規さんが全員急性腰痛です。
たまたまとは言え、多い。
昨夜来られた方は近年稀に見るレベルの重症感。
昨夜もいつものように立位で関節を激締めすると、「あ!すごい楽!!」と。
凄い喜ぶものだから、意気揚々と「側臥位でも」と1分やったら立てなくなった…
立てなくなったと言うとちょっとアレですが、起き上がることが大変になってしまった。
ベッドの上で、デカイ芋虫状態にm(_ _;)m
状態確認時の痛がり方も普通じゃなかったので、そこを配慮して立位と座位だけで終われせておけば良かったのだ。

「すごい楽!!」という甘い誘惑に流されてしまったわけです。

 

今朝は2回目でしたが、昨夜お伝えした通り、朝起き上がるのに20分かかったそうな。
一人で歩けるなら来てくださいと。
動いている内に楽になったようで、来院時は昨日よりも随分マシになった印象でしたが、やはり過剰な痛がり方をする。
痛みの部位も、昨夜よりもハッキリとしていた。
今日は昨日の教訓を踏まえ、立位と座位のみ。
座位後、「凄い楽だ!!」というので、そこで終了。
明日も入っておりますが、おそらく明日は今日に比べたら相当楽になっていると言い切っておいた。
側臥位まで行けたら行きたいが。

 

「慣れ」は怖いな。
「熟れ」でないから、足元掬われるのです。

 

急性腰痛の治療は時間をかけませんが、喜ばれると「もっとしてあげたくなっちゃう」のは我々治療家の性か。
気をつけねばなりません。
久し振りにいい教訓となった。

ただ昨夜、激痛のまま帰られる際に、「状態が解って良かった。なんだか安心しました」と言ってご本人は帰られた。

「安心」も治療なのだ。

私は歯の痛みで体験したことがありますが、安心するだけで痛みの質は変わるのだ。
少なくとも安心を提供できたことだけが昨夜の成果だったのだが、それが今日の治療にはかなり生きたなと。

明日も「慣れる」ことなく、慎重に臨みたい。

 

明日は時間外の8時スタートで、17時までフルフルです。
明日も隙間なしです。
延長も途切れなければいけるところまで行きたい。
ただ、今からあまり臨戦態勢に構えていると良くない。
ドタキャンや、予約忘れで空きができた時に、気持ちが落ちるからだ。
むしろ、「ドタキャンはあるだろう」と思っておいた方が良い。
予約忘れしそうな方も入っているのでね。
空きができた時に気持ちを繋ぐ準備も万端です。
キャンセル待ちの方も現在2名いるので、はたしてどうなるか。

 

早く帰りたいところだが、これからハガキ類。
今夜ももうひと踏ん張りです。

P.S.
昨夜のようなことがあると、ちょっと最近調子に乗っていたのかなと、自己を振り返りますね。
いい勉強になりました。

メディカルに向けて、いい材料が出来た。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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