無菌が人を弱める。

アカデミー日記

勉強は、「私なり」を捨てるために在る。

第5期マスタークラスは異業種の方もいます。
現在、税務のお仕事をされている方です。
先日、「三が日の休みを使って、射水ブログ制覇します」とメッセージを頂きました。
奥さんに、「本当にやったら、受講しなくなっちゃうんじゃないかなぁ(笑)」と話しておりました(^^ゞ
かなりキツイと思いますよ。
量も内容も。
「三が日で病んじゃうかも」と思っておりましたが、「気合入りました」と連絡がありました。
3年分ですから、凄い気合ですよね(^_-)-☆

異業種の方から学べることは多いです。
朝に送ったメールに、「返信が遅くなり申し訳ございません」と入っていました。
いやいや、全然遅くないし。
むしろ一番返信早いですけど( ;∀;)
職場ではそのスピード感が当たり前な方なのかもしれません。

「基準」というのはその人によって全く違うものです。

私もよく解らない時は、奥さんに質問します。
「会社の場合、こういう時どうするの?」と。
私は治療家しかしてこなかったから、社会通念に欠けるところがある。
その自覚は今でもある。
今では治療院以外で外部の方々と関わる機会を頂いておりますから、当初よりはマシになったかもしれませんが。
メールひとつロクにできていなかったと思います。

できているの「基準」も、人によってそれぞれなのです。

 

だから、「私なりに頑張ります」という人に頑張る人は皆無です。
そもそも、「頑張ります」と言う言葉ほど、いい加減な言葉はないのだ。

「頑張るってどの程度?」

以前、セミナーでそう問われてから、「頑張る」という言葉のいい加減さに気づき、以来言えなくなった。
セミナーは、「私なり」という「セコい基準」を捨てる場所です。
自分の基準を壊すことが、勉強する意義です。
勉強すればするほど、自分の基準が如何に低レベルだったかに気づくからです。

毎回書くけど、「お客様」でいたい人は、関節エステセミナーではない。
もっと他に、あなたに合うセミナーが世の中にはたくさんある。
たまに「納得いかなかったら全額返金」というセミナー案内もあるけれど、提供する側の態度がそんなだから、調子にのる「お客様」が出てくるのだ。
全責任を自分が追って学ぶから、自己の内部に火が燈るのだ。
「納得いかない」のは、納得するセンスがないのだ。
厳しい大海に出ず、安穏のうちに過ごしてきてしまったのだろう。
どの基準で受講するのか。
「私はお客様です」という基準が良い人は、何か問題があっても、何も指導されることもなく終わるのです。

 

アカデミーに足を運んでいる人に、「お客様」は皆無です。
結局、似た者同士が集まるのです。

もっと良いサロンにしたい。
もっと良い施術を提供し、感動を届けたい。
もっとこの仕事に尽くし、やり切りたい。

そういう人ばかりが、関節エステプロフェッショナルアカデミーには集まって来る。

本当最高の場だと、私は誇りに思っている。

 

なにか自分に都合の悪いことがあると、今はすぐに炎上できちゃう時代です。
我慢がいらない時代。
要は恥知らずな時代だ。
以前、「セミナー中の指導が高圧的だった」とクレームがありました。
その人がそう言うのですから、きっとそうだったのでしょう。
だが、「だから何だ?」というのだ。
それだけ我々現代人には毒が足りない。
イイ歳してちょっと不都合があると、すぐにシオれちゃう大人ばかり。
シオれるだけなら勝手にシオれていればいいが、自分で戦わずにクレームを言って名前も言わずさっさと消える。
卑怯なのだ。
今は、その卑怯が大手を振って歩ける時代になってしまったと、私は思っている。
「お客様、大変申し訳ございません。」
もちろん、本当に失敗してしまうこともあるだろうが(最近の私のダブルブッキング連発事件のように)、今は必ずしもそうとは言えない時代です。
誰もが商売人なのだから、商売人としての矜持を持ってお客様に対したい。

「射水先生、あなたは最低です。でも、勉強した手技は使わせて頂きます」とメールが着たこともある。
本気でズッコケた。
こんなダサ過ぎることはない。
私が気に入らないなら、そんな気に入らない奴から教えてもらったことなど即捨てろと言いたい。
「君には魂がないのか。」

 

今日はこれから花谷先生の緊急オンライン勉強会です。
先生を見ていると、いつも自分の基準の低さに気づかせて頂けます。

当然のことながら、花谷先生のセミナーに、お客様は皆無です。
全員で毒を喰らい、またひとつ、強くなろう。

今一度経営の見直しです。

 

P.S.
無菌が人を弱める。
今の時代、自ら毒を求めない限りは、毒に出会うことすらない。
排除しようとすればいくらでも排除できる。
だが、そんな不幸な人生はない。
毒を喰らえることが、幸福なのだ。
多くは逆を求めるが故、苦しい。

毒を喰らう人生を。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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