幸福という病。

アカデミー日記

幸福は、ならなければいけないことなのか。

6月23日(火)は関節エステ勉強会です。
3月24日(火)開催時に申し込んでいたけれど受講できなかった方向けに、振り替えとして用意した回です。
いま思うと、3月24日(火)開催って、もうギリギリラインでしたよね。

全員マスク着用でも、楽しかったね。

今回は地方組のキャンセルが相次ぎ、3名での開催です。
いまはまだ東京行きに反対が出るのは仕方のないことですから。
慌てずにね。
次の機会で会いましょう(^_-)-☆

正直、奇数がやりにくいと言えばやりにくいです。
見取り稽古をすれば良いと言っても、やっぱり練習したいですもんね。
直前ですが、受講したい方がいましたら、1名のみ受け入れます。
https://toru-imizu.com/course/benkyoukai-2/
入らなければそれはそれで、メチャクチャやっちゃいましょうね(^_-)-☆
伝えることは、いくらでもありますので。

 

今もニュースでは東京で何人出たとやっていますが、いい加減やめればいいのにね。
仮に、毎日100人だって、1か月で3000人です。
年間4万人としても、東京の人口って1400万~1600万人と言われていますよね。
1396万人はならないってことです。
楽観視しているのではないですよ。
「今日は50人なりました」とか、その情報本当にいるのかね??(-_-;)
もう十分ではなかろうか。
十分やったよ。よくやった。だからもうそろそろ良いだろう?

その情報、誰の役に立つ??

先日、平和軒(ラーメン屋さん)で見た昼のワイドショーで司会者が「いやー、もう今は毎日この人数が気になるようになりましたねー!」と明るく言っていたけど、馬鹿なんじゃないか?と思ってしまったよ。
すまんm(__)m
気になりますか??
だとしたら、ちょっとテレビにやられ過ぎているように思うのです。

世界は確かに大変だが、私たちは日本にいる。
1日100人増えたというその数に、いつまでイチイチビクビクしながら生きるつもりなのだろうかと思うのです。

病はコロナだけじゃないですしね。
きっと今年の冬には、インフルとコロナの合体ぐらいなことがTVで騒がれそうです。
そうすれば、また多くの人々の動きが止まるのでしょう。

今はこんなことを書いたら余裕で怒られるだろうけども、どれだけ生にしがみつくスタイルで行くのだろうか。
ちょっと情けなくも思う。
もちろん、私もちょっとは怖い。
その証拠に、咳き込んでいる人がいたら、やはり離れたいと感じる。
でも、その弱い自分がなんとも情けなくも思うのです。

私はなっちゃったら仕事休みますし、そのまま院を潰す可能性だって本当にある。
もちろんそんなことにならぬよう抗うけども、抗いようがないことも起こるのかもしれない。
重症化すれば死ぬ可能性だってある。

でもさぁ。

そもそも論よ。

生きるって困難を受け入れることだと思うのだよ。
どんな困難が待ち受けているかもわからないのが、生きるってことだし、だからこそ一回性が輝くのだと思うのです。
いろいろ起こる運命を受け入れて、それでも最後まで生き抜くことが本当に大切な生命のあるべき姿なのではないか。
仮にボロボロの人生になったとしてもです。
自己の運命に責任を持つってそういうことだろう。

「なったらどうしよう…」

そんなのは治るように最善を尽くす以外にありません。

私自身に言えることですが、今は脳内ハッピー野郎ばっかだから、厳しい世の中です。本当に。
言っとくけど、「私も」ですから。
幸福病だよね、俺たちは。
幸福病はヤバイよ。
撃たれ弱くなるだけです。
いつからこんなにひ弱になったのだろうか、日本人は。
野口英世が黄熱病をビビりながら研究したのだろうか。
逃げ惑っただろうか。
おそらく、立ち向かったのではなかろうか。
だからこそ、尊いのでは。

いまの日本のありようが、とても気持ちが悪いのは、私だけではないでしょう。
なんかちょっと違う気がするなと、私は思うのです。

 

幸せじゃなきゃいけない。
人生は楽しくなきゃいけない。
もっと幸せにならなければいけない。
もっと裕福に。
もっといい暮らしを。
仕事はもっとうまく行かなきゃいけない。
こういう思想を「進化思想」と言います。
執行氏の書から学んだことです。
こんなエゴイズムでしかない言葉に惑わされるから、どんどんどんどん弱くなるのだと。

気分を害したらごめんよ。

「生まれてきてくれてありがとう。」

聞こえは確かに素敵なのかもしれないが、幼児の頃からそんな風に言われ続けたら、傲慢な人間にしかなり様がないのではないか?
困難になどすぐにポッキリ折れる人間となりそうだ。
実際、今そうなってきていると、私は感じる。
日本に、日本的な屹立した厳しさというか、やせ我慢というか、なにかそういう気高い誇りのような姿勢が消えつつあるように今回のコロナを通じて、痛感している。
私はその傾向に抗いたい。

本音を書き過ぎた。
言い過ぎたが、これでも相当緩めたつもりなのだ。

P.S.
まだまだ骨力を高めて生きていきたい。
生きるって楽しい?生きるって困難?
どっちが本当の生きることなのか。

皆に福あれ。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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