「人と関わる」というコト。

アカデミー日記

アカデミー運営をしていると、考えることがあります。
人と関わるって、どういうことだろうかと。
先日の初級編も、コアなマスタークラスにしても、ご縁あっての出会いです。
こちらから追いかけるようなことは一切致しません。
来る者拒まず、去る者追わず。
受講生の中にはいろいろな悩みを抱えている人が来ます。
深く悩んでいる人もいたりする。
「うまく行かぬ人生をどうにかしたいんです。」
そういう方もいるのです。

 

私自身がそうでした。
2014年に花谷先生旗揚げのプロジェクトに飛び込んだのも、「今後の人生をどうにかしたい」という気持ちがあったからです。
と言いながら、すべて人任せだったと、今はわかります。
「出れば何とかなるだろう。」
そんな甘えがあったと思います。
結果、プロジェクトは脱落でした。
余裕の圧倒的脱落。
言われたことだけをこなそうとしていただけで、なんの自立もなく終わりました。
周囲の人に甘えるだけ甘え、なにも残せずに終わりました。

脱落した時に、花谷先生が僕にかけてくれた言葉を今でも覚えています。
「俺たちはなにも変わらないよ。」
電話をした時も、普通に「おうっ」て感じでした。
離れていくとしたら、「私から」しか、選択肢はありませんでした。
どうしようもない自分も、そのまま受け入れて下さいました。
それは共にいたメンバーも同じです。

 

送ってくれた方に申し訳ないのですが、最近しょーもない手紙が届きました。
読んでいて、ガッカリする内容で、ドンヨリモヤモヤする手紙です。
悪気はないことは、わかっています。
いい意味で書いているし、いいことを書いている。
すべて良かれと思って書いている。
それはわかるのです。
お客様扱いをすれば、「そーか、頑張ってるね、いーね。その調子だよ」とも言えたでしょうけど、それが嫌でした。
言い方もいろいろありますから、凄い迷いましたけど。
「ちゃんと関わろう」とだけ思い、返信しました。
仮にそれで、向こうから離れていってしまったとしても。

「なにを勘違いしてるんだ。そんなんじゃ厳しいよ。」
ハッキリとそう伝えました。

その人を想う。
その人と深く関わる。

大変なことですね。
親切とは、厳しいものです。
でも、自分はそうやって助けられました。
脱落してからが、本当の意味でのスタートになりました。

来るもの拒まず、去る者追わず。
人と関わる。
変わらずにいること。

俺にできることは、なんでもやろう。

P.S.
「これからもよろしくお願いします」が、メチャクチャ嬉しかった。

toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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