【僕は今も、受講生です。】「できた」は、衰退の始まり。

アカデミー日記

今年は現在5本の治療術セミナーに申し込んでおります。
スタッフの香織先生も一緒に、2本のセミナーを受講します。
これからアカデミーをやっていく上でも、日本トップレベルに触れてもらいたいのです。
また佐藤実先生の関節ムービングに受講させて頂きます。

術を学ぶこともそうですが、自分の中になかった身体運用を習得していくわけですから、自分の動きや身体の変化にも着目してみたいと思っています。
今まで使えていなかった「自分の身体の未知なる部分」が、発動する気がしています。
できないことに出会い、喜べる人は、衰えません。

また治療術ではありませんが、身体を考えるための講習会に参加しようとも考えております。
こちらは時間が合えば、奥さんも一緒に連れていきたいと思っています。
僕が読んでいる身体論系の本を、奥さんも面白がってたくさん読んでいるので(しかも僕より読むのが速い)、頭でわかったではなく、身体でわかっていきたいと思っているのです。

自分の身体を知り尽くしたい。」

ヨーガをする理由も、そんなところからです。
最初はできなかった逆立ちも、今は毎日やっています。

できなかった時と今の状態の「境目」を、もっと細かく観察できていれば良かったと思います。
境目は数値化できないものです。
同じ逆立ちでも、中身は丸で別物なのです。
今は逆立ちの変形を練習しています。
安定する日と、しない日は、いったいどこがどう違うのか。
一見外から見てれば同じ逆立ちでも、得ている感覚はまったく違うのです。
「形同実異」
形が同じでも、中身が異なる。
でも、言葉にするのはなかなかの至難の業です。
細かな観察力を養っていきます。

セミナーをさせて頂ける身となり、もっと身体観を深めていきたいという気持ちでいます。
自分はまだまだ発展途上で、終わりはありません。
受講生に「セミナー出たらいいよ」と偉そうに言っておきながら、自分が勉強していなかったらただの口だけ野郎ですからね。
今年もどっぷり、治療と身体の世界に浸かります。

toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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