「1984」を生きる者として
今日は奥さんの実家へ。
おせち料理とすき焼きと。
昼から夕方まで、よく飲み、よく食べ、よく寝て、よく飲んでおりました。
そんな生活も明日までです。
3日は1食、もしくは断食してリセットしたい。
現在は自宅でワインと読書と。
奥さんは趣味のシーリングスタンプを作っております。
私は読書で頭が沸騰し、このブログに逃げてきました。
再度ほどよく酔っぱらってもいます。
ブログを書けるレベルなので、大したことはないですが。
2023年にあって、「1984」が現実となりました。
民主主義と科学主義のなれ果ては、全体主義です。
令和になり、益々、「楽して生きたい」が加速している。
それはつまり「管理されたい」という意味でもある。
私には世の中がそう映っております。残念だけれども。
「1984」に出てくるスローガンは現代そのもののように感じます。
「戦争は平和である。」
「自由は屈従である。」
「無知は力である。」
これを読んだら、誰もが嫌な気持ちになると思います。
でも実際どうでしょう。
こうなってやいませんか??
どう考えてもなっている。
あまり言いたくはないが、今の日本人を見ていればそうでしょう。
悲しいけど、「無知は力である」は痛すぎる。
もう考えることを止めてしまっているように見える。
オーウェルには当時から見えていたのでしょうね。
この世界が、そのままに。
この2021年、2022年の超過死亡数がとんでもない数字になっているという。
実は日本は戦時中の状況とも言えます。
何をもって平和なのでしょうか。
今は「おもいやり」とか、「大切な人のために」という「反論の余地を許さぬ言葉」ばかりが飛び交い、もてはやされ過ぎます。
この甘い言葉こそが「スローガン」であり、何も考えない者ほど、「そうだよね」と妄信へ進む。
何でもかんでも陰謀論で片付く日本はただの「平和ボケ国家(国民)」なのです。
マスコミに作り出されたもので、かんたんに人は、「右向け右」と誘導されております。
普通にテレビだけを観ていれば、何が嘘で何が本当かの「認識ができない時代」です。
これが一番厄介なのです。
「国が嘘をつくハズがない。」
「政治家は日本をよくするためにいる。」
「テレビの言う通りにしていれば、世の中良い方向に行くに決まっている。」
これを洗脳というのだが、街に出れば洗脳まみれの2023年のスタートです。
どうしてこんなことになったのか。
無気力だからです。
現代は本質的に分別の時代、反省の時代、情熱のない時代であり、束の間の感激に沸き立っても、やがて抜け目なく無感動の状態におさまってしまう時代である。
1846年に書かれた、「現代の批判」の冒頭です。
当時でもそうだったということを、良書は教えてくれる。
その極地に現代はある。
無気力、無感動なのだ。
何が正しくて、何が誤りかの振るい分けばかりで、誤りに寛容のない人々。
何か不祥事があれば、散々叩き、「反省してます」の一言で片付く。
そしていつの間にやらそんなことも忘れ去られ、次なる感激を待ち、さざ波が立てばまた煽られウェーブが起こる。
流行り廃りに溺れている毎日だ。
そんな人生、はたして本当に人生と言えるのだろうか。
我々は、これらとは一線を画さねばならない。
これらは世間にお任せし、情熱を持って生きなければ、本当の自己には出会えないのだ。
私はそう思っている。
情熱の意であるパッションには、受難という意がある。
むしろそれが第一義なのだ。
苦しみや災いを受けることも、passionなのだ。
今年も治療院とセミナー運営の両輪を、情熱を持ってやり切る1年とする。
時に苦しみもあるだろう。
そんなことは当たり前なのだ。
現代のように、「なんでもかんでもうまく行く」「思い通りになる」などの甘い言葉には迂闊に流されないことだ。
地に足を着け、愚直に今を生きるのだ。
さぁ2023年が始まった。
気愛入れていくよ。
P.S.
明けましておめでとう!
今年も宜しくッ!!
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