キョロキョロ隣ばかりをみて生きているのは死生観がないからだ。

日常

恥を恥と思えない時代精神なのだ。

昨夜は今年数少ない忘年会でした。
お世話になっている方とサシでお寿司。
いい時間でした。

今朝はSNS断ちで結果を見ずにいた昨日の格闘技を観戦しました。
ベラトールとK-1と。
ベラトールが衝撃的過ぎてね。
勝負の世界の厳しさを感じましたね。
絶対にリベンジしてもらいたい。

 

昼過ぎから治療院へ。
掃除で終わってしまいましたが。
大きな本棚を買うことにしました。
まずは本をすべてそこに収めてしまえば、かなり片付くことに気づく。
「片づけてから本棚」と思っていましたが、当院の場合は逆でしたm(__)m
今はkindleなどもありますが、やっぱり本は現物であるから良いのだと感じます。
知識を得るだけの読書ならkindleで良いかもしれませんが、知識を得るだけの読書など読書ではないと思っています。
結局自己の精神を立てる書物だけが、本物の書物であり、読書の精髄だと思うのです。
結局、知識を得るためだけの本はすべてBOOKOFF行きなのです。

いまの世の中を見ていると、ひとつの出来事でイチイチ右往左往している。
日本人から読書体験が消えたからだと思っている。
その場の快楽ばかりで、キョロキョロ隣ばかりをみて生きているのは死生観がないからだ。
家に一冊の古典もないことを、昔は恥じたという。
格好つけでも、一冊はリビングに置いていたと。
今はそんことを恥とも思わないのが普通だろう。
読みやすい、解りやすい本しか書店には並んでいない。
解らない本は価値がないように言われる時代だ。
解らないのは自分にそれだけの器がまだないからだとは一切考えなくなってしまったのだ。
流行るのはアニメばかりで、いいオッサンが夢中になっている(まぁ残念なことに、私は全巻持ってますよ!!(爆死))。
もし両親が「キメツ」にキャーキャー夢中になっていたら俺はドン引きしてしまう。
いい歳してやめろと言いたい。
まぁそうでなくて良かったが。
自分自身にも思うところがある。
今は「いい歳してやめろ」すら、なんちゃらハラスメントになりそうな時代だ。
「何が悪い」とお叱りを受けそうだ。
善人ばかりの気持ち悪い世の中である。

要は考える体験が時代と共に格段と失われた。
だから今、テレビ情報を鵜呑みで、そのまま受け入れるのが9割9分9厘なのだろう。
テレビが右と言えば右。
左と言えば左。
解りやすいテレビこそ最高なのが現代人なのだ。

これだけ大っぴらに医療行為を斡旋することが許され(または許し)、そのことに違和感のひとつも覚えず、ハイハイと言っているのが良い人であるという時代だ。
これはファシズムなのだということを忘れてはならないと思う。
解っていなければいけない。
私はそう世の中を観ています。
やるやらないは個人の自由。
好きにすればいいし、何も悪くない。
ただ、それをメディアで医療行為を斡旋することは異常だと、よくよく考えてみて欲しい。
ネット情報にはデマもあるが、同様にテレビにも一方通行な情報があふれているわけで。
どちらもそう変わらないのでは?
団栗の背比べである。

「差別は良くない」と言いながら差別は世の中に横行しているのが現実なのです。
ちょっと考えれば解ることだ。
そのことを解っていなければいけないと思うのだ。

海外では、日本では流れていない事態になっています。
日本人は良くも悪くも呑気なもんだ。
まぁなんとかなるだろう。
誰かが何とかしてくれるだろう。
そんなところなのだろうけど、もう少し目と耳と心を開きたいところである。

 

このブログも限定公開とかにできないのかな。
来年から一部はnoteに書こうかな。
本当に書きたいことを書くのはなかなかブレーキです。

P.S.
今年もほっかいろ配布が始まりました。

当院の毎年恒例行事です。
2月末まで。
私もみぞおちに貼って仕事をしています。

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toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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