【65時間30分の断食をしました】空腹は、幸腹だ。

日常

今日のランチまで、65時間半の断食を楽しみました。
空腹は気持ちが良い。
日曜日の夜20時からスタートし、丸2日半ちょっとですね。
最近では最長です。
断食は良いですよ。
「食えない」断食は、病の元ですが、「食わない」断食は、元気の元となります。
「え」と「わ」の違いで、身体に及ぼす影響は180度違うのが、断食です。
「3日断食すれば、病気の7割は治る」と、どっかの本に書いてありましたが、本当にそんな感覚を味わえますね。
「断食なんて良くない」という人にとっては、害しかないから、やらないように。
それが「え」と「わ」の違いです。
「食えない」とクヨクヨしながらやるのは、良くないですよ。
本当に。

今日のランチは少なめにしましたが、食べた後はちょっと疲れが出ました。
30分程、仮眠しました。
食べるというのは、なかなかエネルギーを使っているのですね。
実感しました。

断食は、とにかく気持ちが良い。
18時間もすると口の中が気持ち悪いので、歯ブラシをします。
36時間を越えると、舌が気持ち悪いです。
舌苔が出ますから、舌磨きもします。
尿も濃くなりますし、体内が浄化されていくのが解ります。

目に見えてわかりやすい身体の変化は、可動域です。
足首回しは、いつもより大きな円を描けますし、肩甲骨の開閉も余裕です。
身体をひねってみても、24時間レベルの断食よりも、抵抗が少なく動きます。
開脚も朝イチから無理なく開けました。
今朝は外に出ると視力が上がった感じがしました。
視界が明るいのです。
歩くことひとつとっても、なんとも言えない身軽感が、気持ち良かったです。

足首もこの通り。いつもは掴めない右足首も、余裕でつかめました。美脚でしょ(笑)

一番違うのは、逆立ち(頭立ち)でした。
体感覚の話ですが、頭で支えていても、「顔がむくむような、厚み感が出ない(感じ)」です。
満腹時の逆立ちはひどいですよ。
顔面赤くなり、ムクムクになりますからやらない方が良いです。
血液が頭に来てるのが良く解ります。
「食い過ぎで肩こっているんだな」を実感しました。
断食すると、重心が下に来ます。
上半身の気張りが抜けるので、カッカしなくなります。
頭が涼しいのです。
寝起きから目がパッチリ開きます。
逆に下半身は充実している感覚があります。
だから歩きやすいのでしょう。
上虚下実が、自然ですね。
断食は、身体を自然帰りさせてくれるのです。

「そんなの思い込みじゃない?」と言われれば、そうかもしれませんね。
でも、私の身体は確実に喜んでいます。
頭で考えるのではなく、身体で感じたままが正解です。
断食をやる意味を考える人は、やらない方が良いと断言します。
一体どういうものか、身体で感じてみたい人がやれば良いのです。
イチイチ効果など求めないでやってみると良いですよ。
そういう人にとっての断食は、幸福感を味わえますね。
効果で言ったら、実際には歩幅なんてそうそう変わっていないでしょう。
人が見ても当然なにもわからない。
でも明らかに、無理なく歩けている実感があります。
脚の出がよく、着地感も良いのです。
階段も楽でした。

昨夜はなかなか眠くならず、2時ごろまで読書していました。
それでも、6時にはパッチリ目が覚めます。
断食すると、睡眠の質も良い感じです。

「空腹にして食べるのは、吸収が良くなり過ぎて、良くない」と聞いたことがありますが、あり得ないでしょう。
吸収の良い身体で食事を楽しむから、少食で済むのです。
たくさん食べている人は、身体が「もうこれ以上吸収したくない」と言っているようなものです。
食べる量が多いから、すべてを吸収する必要がなくなるので、内臓も弱くなるのではないでしょうか。
食べる量が少なくなればなるほど、それを吸収しようという内臓の働きは強くなるはずです。
低血糖に弱いのは、食べている人ですから。

昔はお腹が空いたから、狩りに出かけた。
今は狩りに出かけるために、食べている。
身体にとっての自然とは、如何に。
今みたいな時代だからこそ、空腹感を愉しむのも悪くないですね。

P.S.
今はなんか疲れています。
食べてからが疲れたな、今日は。
今夜はお湯割り飲んで、パタッと眠れそうです。

P.S.2
身体にとって、空腹は正常で、満腹は異常事態です。
あるボクサーの言葉です。

P.S.3
これも気持ちよいので、断食の時はいつも練習してます(^^)

toru-imizu

関節エステプロフェッショナルアカデミー代表の射水徹です。

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